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雑誌を作る1(更新中)

雑誌を作ることになった。
経緯はそのうちエピソード0などを執筆したいとおもう。
とにかく時間もお金も無い。手を動かそう。
(雑誌を作る人はやり方が参考になるかもしれないが、筆者は素人なので参考程度にしてほしい)


雑誌を作るにあたって決めること

  • 用紙サイズ → A4サイズ(スポーツ総合雑誌「Number」を目標に)

  • 用紙の厚さ → 検討中(素人ゆえに紙が特定できず、見本を取り寄せ)

  • 用紙の種類 → 検討中(目標とする雑誌は半ツヤみたいな風合いだ)

  • 納期 → 12月中旬までに現物がほしい

  • ページ数 → 40ページくらい(原稿と写真のグラフ誌を目指す)

  • 部数 → 300部

  • カラーかモノクロか → フルカラー(写真、原稿、広告、イラスト)

  • 冊子の処理 → 中綴じ冊子「あれあれ、ホッチキスでやってるやつ」

  • その他の指定 → 表紙だけより分厚いものにしたい、右綴じ

  • 変形にする  → 目標とする雑誌のサイズに合わせるために変形にする

  • 予算はざっくり10万円!

参考↓


サンプルペーパーを取り寄せた

こういうの触るとワクワクするのは私だけでしょうか

印刷業者からサンプルカタログを取り寄せた。
ハガキくらいの大きさで、厚さや手触り、テカリ感などが違う
多種多様な紙が綴じられた冊子が届く。

「目標とする雑誌」を参考に紙を選ぶ。
表紙だけ厚みの違う紙が使われているだとか、
中面の紙厚はめくりやすさに影響するなぁだとか。
マット紙よりコート紙のほうが被写体の生っぽさがいいなぁとか。

今回は表紙をコート紙の135kg
中面をコート紙の90kgにする。

モノとしての高級感と、雑誌としてのめくりやすさ、見やすさなどを考慮。例の雑誌にも近づけた。


印刷業者の選定

今回は、印刷と綴じるところまで外注する。(要は完成まで)
われわれ「金欠出版」が求めるのは「クオリティと価格の手頃さ」
一社一社の比較も大変なので比較サイトを活用した。

結果は以下の通り

思ったほど高くない
そして印刷業者の多さに驚く


10営業日の場合は「ベストプリント」

10営業日の場合は「ベストプリント」が¥33,920ー
7営業日の場合は「いろふり」が¥18,168ー
5営業日の場合は「プリントモール」が¥26,114ー 

こんなに安くて大丈夫なのかと、聞いたことが無い業者という不安がデカい

参考↓


「高さ方向に間延びするなぁ」

打ち合わせ中、定型サイズのA4版(A3の紙を半分に折りたたんでA4版の雑誌にする)だと「高さ方向に間延びするなぁ」という話に。「目標とする雑誌」に合わせて、A4サイズの変形版にすることになった。
それに合わせ、印刷業者に再度見積もりをとった。

↑で参考として紹介したウェブサイト「印刷通販徹底比較」では、「プリントネット」が唯一、変形対応として表示されたが、それ以外の印刷会社でも各ウェブサイトから見積もりがとれた。

予想通りというか、値段が跳ね上がる。倍以上。
それでも、せっかく作るならということで、変形サイズの雑誌にする。

印刷業者はグラフィックに。
もともと、グラフィックのペーパーサンプルを取り寄せて紙の選定していたこと。大型の印刷物を依頼した実績もあり、グラフィックに発注しようと思う。

いいぞいいぞ予算内だ!

↓参考


よりみち〜雑誌の工夫を感じる〜 

雑誌を作り手側から比べると、流通する雑誌には定型サイズ、変形サイズが存在し、それぞれに理由がありそうなので少しまとめた。

  • 「ナショナルジオグラフィック」B5版の変形(253mm x175mm) 
    手に持ってすっぽり収まるサイズ感。所有感が良い。
    月刊誌の濃密さ。雑誌としては薄いが紙厚も薄いのでページ数が多い。
    多すぎるくらい。無線綴じ。

  • 「Number」A4の変形(269mm x208mm)
    目に入る写真の大きさが大きく迫力がある。
    文字もナショジオより大きく、読みやすい。
    隔週発行のコスパの良さ。中綴じ

  • 「ライディングスポーツ」B4の変形(253mm x175mm)
    写真がとにかく大きい。カバンには入りづらい。
    間延びした感じがある。月刊誌。中綴じ

  • コンビニのハウツー雑誌 A4の定型サイズ(297mm x210mm)
    大量に1回刷って、売れたら終わりという感じなのか?
    縦に間延びする感じがあり、所有感が薄い。

一般に流通する雑誌は、販売店のラックに並べられた時に雑誌のタイトルが見えたり、めくりやすさ、読者層に合わせた雑誌自体のサイズ感、文字の大きさ、写真の大きさなどそれぞれ配慮があるのかも。参考になる。


オンデマンドとオフセット

冊子などを作る人がよく目にするであろう
オンデマンド印刷とオフセット印刷とはなんなのか。
メリット・デメリットもおさらいしましょう。

スーパーざっくり解説すると

【オンデマンド印刷】

家庭用プリンターや、オフィスのレーザープリンターに近い。
CMYKのトナーを紙に直接吹き付ける。
90年代に作られた最新の方式

・メリット
少部数のときに値段を抑えられ、納期が短く、内容の変更がしやすい
・デメリット
大部数だとコストが上がる、黒インクのテカリが出やすい、インクが剥がれることがあり、長期保存には向かない

向いている印刷物
ハガキやポスター

【オフセット印刷】
小学校の図工でやった版画に近い。
金属の版をインクの色ごとに作成して転写する。
歴史が長い方式

・メリット
大部数において値段が抑えられ色味などの品質が一定に保たれやすい
・デメリット
少部数だとコスト高、納期が長い

向いている印刷物
パンフレットやフライヤー・チラシ

そのしきい値はどれくらいなのか
ある印刷業者では、「一般的に100~150部くらいまではオンデマンド印刷の方が1冊あたりの価格が安くなります」とある。
今回は40ページ、300部で、写真なども多く使う雑誌を作る。

グラフィックで見積もりを取ると実際に
オンデマンドが¥92,452ー
オフセットが¥80,316ー
納期9日で、印刷方法以外は同じ。

参考


あとは納期9日を守れるかどうか!
データ制作(編集)編につづく

////////////以下工事中////////////


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