コロナの頃
緊急事態宣言が全国に拡大されました。
個人的にはもっと早いほうが良かったのでは・・・
と、思うのですが皆さんはいかがですか?
2極化
SNSで有名人の投稿や身近な知人のつぶやき、最近の活動をみていると、完全に2極化していると感じます。
それは
「今回のはマジヤバい!命を守れ!」
の警戒派と
「インフルの致死率のほうが上、みんな騒ぎ過ぎっしょ~」
の楽観派。
(ちなみに僕は警戒派)
この2つのグループは考え方が離れすぎて、もはやお互いの話を聞く姿勢はありません。どちらが良い悪いということは無いですが、お互い価値観や優先順位が違いすぎます。
警戒派はさらに警戒を煽る情報ばかりを集めます。
同様に楽観派には楽観視するための情報が目に止まります。
確かに症状が軽くて済む人が多いのも事実で、海外では検査数を大幅に増やしたところ、自覚症状なしにコロナウィルスの抗体を持つ人も多かったとか。つまり、発症しても無症状で、そのまま回復していたのです。
しかしその半面、若者でも一定の割合で重篤化する人や命を落とす人もいるわけで、それは誰かが必ず命を落とす爆弾ゲームをしているようなもの。そんな命がけのゲームに興じるほどの度胸を、僕は持ち合わせていません。
感染拡大防止という観点から見れば、戒厳令や外出禁止令で全国民の動きを止めて、潜伏期間を含め、発病した人が回復するまで最小単位の集合体、要は家族だけで過ごすことが一番早い解決方法かと思います。
だけどこれは、とてもじゃないけど現実的でありません。
現代人は経済活動をしないことには生活ができません。
そこで現実的な解決方法は何か?
コロナの収束方法は大きく分けて3つあると言われています。
①ワクチン開発
②既存薬の転用
③免疫を獲得する
①は開発しながら、動物実験→人体実験→長期的なデータの検証→法的手続きなど、年単位で時間がかかります。
②は報道では色々候補が上がっていますが、実は既に中国がやり尽くしていて、それでも見つからなかったとも言われています。2種類以上を組み合わせるというデンジャラスな検証もしだすと、無限に組み合わせがあるので見つかればラッキー。でもこれも時間がかかりそうです。
現実的な解決方法
僕は③が一番現実的であると考えます。
楽観的だったり、未だにパチンコに通うギャンブル依存症、夜の街に繰り出す人、また、止められない生活インフラを支える人たち。色んな動機で外出し、人と接触せざるをえない人たちも絶対数います。無症状な人がいる以上、感染者は増え続けるでしょう。しかし、地域医療のキャパを超えることなく感染して、順番に回復していけばいいのです。いずれ全国民が抗体を持ち、この戦いに終止符を打つことができると思います。(7割が抗体を持てば自然に収束すると言われる)
しかし、これは万が一症状が悪化しても治療ができるという、医療体制が万全な状態でのお話です。
マスクやゴム手袋、防護服などの不足、感染への恐怖。
現場のストレスは想像を絶するものでしょう。
医療従事者が実際に感染した場合、病院の閉鎖やスタッフの隔離など、人手不足からくる医療崩壊は目前に迫っています。
この方法が成功するには「少数ずつ感染していく」というのが、絶対条件になります。
医療崩壊させないためにも家にいることでしょう。
それにストレスに晒されながら、最前線で働いている医療従事者が、夜の街に繰り出す人を見てどう思うでしょう?
僕ならモチベーションダダ下がりで、やる気も失せて仕事が雑になりそうです。イギリスではロックダウン中、公園でお酒を飲んでいた若者が、ナースに罵声を浴びせられる一面も
双方気持ちは分かるので、どちらも責めることはできませんが、今は我々がなるべく外出を控えることが、現場のストレスを減らすことに繋がり、それは巡り巡って自分に返ってくることでもあるのです。
やっぱり家にいよう
そして生まれてはじめてここまでの缶詰め生活をしていますが、家にいながら外部とのコミュニケーションや時間の使い方、家族との過ごし方では新たな発見もありますよね。こんな機会もめったに無いので、僕はそっちをどんどん開拓していこうと思います。
この状態を逆に楽しむような発想ができれば、この世界を覆う歴史に残る未曾有の事態も、過ぎてしまえば笑い話や、孫に聞かせる武勇伝になると信じています。
もし記事が良かったと感じたら、応援して頂けると嬉しいです。