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山崎37年

2024/12/2(月) PM5:14記 

11月末日,ロックグラスのプレゼントをいただいた。

以前も記事にした『LALL』というアクセサリーブランドを手掛けるイケメン2人組の1人が,山崎蒸溜所に行ってきたらしい。

事前に話は聞いていたので,飲み比べセットでもあれば,お代を立て替えて欲しいと依頼していたのだが,お酒は購入点数が制限されているようだった。

気を遣ってくれたのだろう。

代わりにお土産のグラスを持って,わざわざ来店してくれた。

底に刻まれた文字が渋い


この伊達男,実はお酒が苦手である。

正確には苦手だった。

しかし,飲み会で普段は頼まないハイボールを飲んだことがキッカケでウヰスキーにハマったと言う。

醸造酒・蒸留酒・混成酒の違いも気に留めていたなかった人間が,工場見学のツアーに参加するまでに至ったのだから,アルコールの力は計り知れない。

単式蒸留機やケースで保管された55年モノ,試飲で提供されたものなどの写真を嬉しそうに見せるイケメン。

休肝日と決めていたのに,固めていた意思が液状化して樽から流れ出しそうになっているオジサン。

近いうちウヰスキーを酌み交わしましょう。

そう言い放って彼は颯爽と店を去っていった。


そして私は業務に戻り,決めたのである。

今日も飲んじゃおーっと。

そもそも1日2日の休肝日など健康には何の意味もない。
単なる気持ちの問題なのだ。


娘の誕生日だし,駅で少し贅沢な惣菜でも買って帰ろう。
ついでにツマミも。


山崎ウヰスキー
ヤマザキパン
山崎実業
Fuku To Neko(本名:山崎,御年37歳)

誠に僭越ながら,私は上記を世界四大山崎と称している。

今日は山崎冬の酒まつり開催だぁーーー!(子供はリンゴジュース)


帰宅後,これ見よがしにいただいたグラスで蕎麦焼酎を飲んでいると(ウヰスキーちゃうんかい!というツッコミはスルー),妻が一言。

「樽を象ったグラスなんだね。」



!!!


気づかなかった……。

テニヌ第一人者の越前リョーマ氏なら,こう言うだろう。

「まだまだだね。」


私が四天王の座を不動にするために越えねばならぬ峰は高い。

そう痛感した霜月最後の出勤日でした。


以上,全山崎に輝かしい未来が訪れますように。


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