問題文をよく読みましょう。
2024/7/30(火) AM8:28記
昨晩,YouTubeで『動画、はじめてみました』のまいにち大喜利を視聴していた。
毎週月曜の午前中に放送されるため,平日最速のお笑い番組がキャッチコピー,司会はモグライダーのお2人。
今週はゲストにネプチューンの堀内 健さん,放送作家としてもご活躍の赤嶺総理さんを迎えての特別回。
パネラー席に座るリンダカラー♾️のお三方,安田大サーカスのクロちゃんと共に,大喜利が得意な堀内さんの回答を赤嶺総理さんがロジカルに分析し,それを参考に取り入れ,みんなで実践していくという内容である。
いわば,大喜利の寺子屋的な企画。
大喜利は,スルーしてしまいがちな日常を大事に引き出しにしまっておいて,咄嗟に引き出すことが求められるスキルの1つだと思う。
勿論,私のような素人には理論的に理解できない技も沢山あるはずですが,この日は大喜利だけでなく全てのことに通ずる,何なら幼少期から耳タコができる位よく言われていた,あの決まり文句が身に染みた。
「問題文をよく読みましょう。」
番組内で以下の例題が出された。
「"反抗期" を優しい言葉で言い換えてください」
上記に対する堀内さんの模範回答がこちら。
「ひよこのデカサングラス」
文字だけだと上手だなという印象しか伝わらないが,実際は声や書体,フリップの出し方などと合わさって非常に面白かった。
現実にそんなひよこは見たことないけど,ちゃんと画が浮かぶ。
反抗的なイメージのあるデカサングラスと可愛らしいひよこを合わせることで,優しさを持たせているといったような赤嶺総理さんの解説。
この要領で次のお題をお考えください,と進行する前に堀内さん本人から補足が。
「ひよこはいつか鶏になるじゃないですか?反抗期もいつか終わるものだから,存在自体が一時的な対象を選びました。」
これにはスタジオにいた全員が,なるほど!と驚いていた。
ご多分に洩れず私もその1人。
そして,問題文を考え過ぎて側から見れば意味不明だと思われてしまう回答を,TVでもよくしてしまっていると付け足していた笑
単にあるあるを引っ張り出して,語感の良い言い換えをするのではなく,"反抗期" という言葉の意味を考えられている。
正に問題文をよく読んでいるということだ。
これって文章だけに留まらず,日常会話でも仕事の会議でも非常に大切なことだと改めて思わされた,平日最速の学び時間でした。
以上,子供がデカサングラスをかけませんように。