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だって僕は家族の笑顔が見たいからね。

2024/12/26(木) PM4:03記 

一昨日はクリスマスイブでしたね。

会社都合により局所的に出勤しましたが,お昼過ぎには上がれたので,ケーキくらい買って帰ろうかと駅構内をうろうろ。

子供2人と妻の分を見繕って,自分は代わりに酒のつまみを。

帰宅するとキッチンには普段スーパーで買うよりも豪華なお惣菜を妻が買ってくれていました。


無宗教だから自分には関係ないなんて斜に構えていても,酒が進みそうなアテを目にするだけで一変するのだから。

酒飲みはホントいい加減なものです。


まぁ例年,特別なことをやる訳でもなく,この手のイベント事には割と冷めている家庭。

本当に普段の食卓に僅ばかりの華やかさと,食後のケーキ,プレゼントくらいです。

ツリーや飾り付けなんて面倒なことは一切やりません。猫もいるし。

そんなイブの日,夕食までは思い思いの時間を過ごしていましたが,息子は何やら一生懸命工作をしている模様。

様子を覗いてみると,折紙やコピー用紙を切り貼りして何かを作っている。

クリスマスを盛り上げようという彼なりの心意気だろう。

リースやツリー,飾付けなどを自作していたのだ。

殊勝な奴め。

リース,ツリー,帽子など


不器用な自分自身に時折,腹を立てながら必死にアトリエ(ダイニングテーブル)で作業する息子。

「別に無理して作らなくてもいいんだよ。」

血も涙もないセリフを吐く私に対して,慈悲深い彼はこう返す。

「だって僕は家族の笑顔を見たいからね。」


アナタは聖職者か何かですか。

当然,身悶えするだけには留まらず,一般的には騒音とさせるデシベルを超えたボリュームで叫び,神の力を借りて発狂しました。

「お父さんは親バカですね。」

……。

冷静沈着北村 晴男 氏ばりのリアクションをいただきましたが,誰かのために出来る範囲の全力を尽くして楽しむことの大切さをイエス様から学んだイブの一幕でした。


以上,アナタが今後も誰かの救世主たらんことを。

追伸.
狂いすぎて,すっかり用意していたプレゼントを渡しそびれましたとさ。

古着屋で買った海外のピンバッジ

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