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#5 お局と働く(忙殺系パン屋編)
今日は、3日間書いた忙殺系パン屋のお局から学んだことを簡潔にまとめてみようと思います。
長いものに巻かれるのは恥ずべきことではない
結局、お局に質問返しがいい!と気づくまでのモヤモヤは、お局に流されたくないっ!長いものに巻かれたくない!でも、お局の機嫌は損ねたくない!という葛藤からきたのだと思います。
ドラマの不良が先生などに指示に反抗するシーンを
「自分だったら怒られたくないし、成績下げられるのも嫌だから反抗しない」という気持ちと、
「そういうリスクに恐れず、自分を曲げないのはかっこいい」という気持ちを同時に感じながら、視聴するのは私だけでしょうか。
お局と一緒に働く時も、同じような気持ちになっていたのだと思います。
ただ今思えば、自分を曲げたくない、お局に流されたくない。というのはある意味子供だったなと思います。
人は1人では生きていけないけど、どうやっても同じ人間にはなれないから、合わないところがあって当然です。ただ、合わないところを、合わせようとする努力をせず、相手がおかしい。相手が折れるべき。と頑なになるのも違うなと、大人になった今はそう思えるようになりました。(その後のたくさんの経験の中で思えるようになったといいますか…)
だから、ある意味、質問返しせずに、「そうなんですかぁ〜」「すみません〜😔」と長いものに巻かれても、それはそれで社会の中で生きていく技になっていたかもしれないなぁと思うわけです。
とはいえ、お客さんのことを思ったりお店の雰囲気や評判を考慮して、お局が暴走しないように、且つ、自分の心も守れるように質問返しで小言を跳ね除け、のらりくらりとどうにか続けることが、あの頃の自分にはベターであったのだと思います。
相手を理解できないことに悩まない
先ほど「同じ人間にはなれない」と書きましたが、なれないからこそ、理解できないことに悩まないのが大事なことだと思います。
「なんでそんな言い方をするんだろう。」「なぜ私はイライラをぶつけられるんだろう。」と、学生の頃の私は何度も泣きました。でも結局わかりませんでした。だって違う人間だし、そういう行動を私は人にしないから。逆に同じように誰かにそういうことをしていたら、なんとなくお局がそういう行動に出る心理がわかっていたかもしれません。
でも、今振り返れば、そんなことに悩んで泣いていた時より、じゃあどうするかを考えている時の方が心は明るくなったような気がします。
実際、質問返しで、お局さんに質問をしている時は少なからず、「あなたの意見を理解しようと努力している」という姿勢も見せられるため、お局も機嫌が良くなっていた気がします。
お局の心理は全く理解できないけど、理解できないことに悩まず、自分の心を守るためにもがいてたら上手くいったわって感じです。(やった方法がたまたまそのお局にあってただけだけど、その後出会うお局にも、そこそこ効果がある方法でした)
仲間を大切に
これは言わずもがなです。
仲間を大切にすることは、結果的に自分を守ることにつながります。
でも、そもそも仲間になるにはどうすればいいのか?それは一生懸命やるということだと思います。
めちゃくちゃ熱血くさいことを言ってますね笑
でも本当にその通りだと思っています。
きっと、一生懸命にやらずにいたら、どんなにお局としんどい状態でも、助けてくれなかった気がします。「それはお局さんがあなたに当たるのも納得だわ〜」と思われかねないからです。
若い社員さんが「あのお局さんの接客よりあなたの方がよっぽどいい接客をしているのにそんなに言われるのはおかしい」と一緒に腹を立ててくれたことがありました。そう思ってもらったのも、一生懸命頑張った自分がいたからだと言えるでしょう…。(あの時の自分よく頑張った!!!!)
締めの挨拶
まぁこの3つは本当にありきたりなことなんで、みんな教訓にしてよねっ🫶っていう押し付けをするつもりはありません。
今後いろんなお局さん話や、私が自分でそういうことだったのか〜と思ったことを書いていくと思いますが、全くそれが正解とは思いません。
ただ世界のどこかで、こうやってお局と働いている人間がいるんだな〜くらいに思ってくれたら嬉しいです。
あなたの気持ちのいい人生のために…🫶
みんな仲良くすればいいのにね…いちゃりばちょーでーだよ…
次回、ついに看護師になってさらに強いお局が出てきます😊
というか…どこが簡潔にまとめるや!文字数的にも文章的にも全然簡潔じゃないやないかいっっっ!!