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#番外編 私が看護師になった理由

お局日記は数も限られており、年数が進むにつれて頻度も減った上に、なんならお局Aさんとはマブダチ(勝手に私が言ってるだけ)になり、Bさんは異動してしまい、ほとんどお局日記は更新されなくなり、そのままAさんも退職その数ヶ月に私も退職した。

よって、このnoteに綴るお局さんの話のネタは、非常に尻すぼみだから、時には違うことを書こうと思う。

今のところ、番外編としているけど、今後は仕分けられるようなタイトルにしたいなぁと思っている…

そして、番外編に関しては、ですます調では話さないことにするつもり…気分次第かも…


要領はいいが、努力ができない

とはいえ、何を書くか…。とりあえずなぜ看護師になったのかを書いてみようかな。

実は小さい頃の夢は、医者だった。
小さい頃から承認欲求の塊で、優柔不断なことが多い姉と比べてサクッと物事を決める私に、母は「その決断力は医者に向いてるかもね」と言われたのもあり、医者になったらみんなすごいって言ってくれそうだし、何より自分には向いている気がする!(単純)と思い、夢はと聞かれたら迷わず「医者」と答えていた。

ただ、それを叶えるためには絶望的な「勉強嫌い」だった。兄と姉の影響で、当たり前に自分も中学受験をしようと塾に通うも、勉強が嫌いすぎて宿題もろくにしなかった。自分で言うのも恥ずかしいが、幼少期から要領はいい方だったし、塾の授業も聞いておけばそこまですごく難しいと言うことはなかった。ただ、壊滅的にコツコツ努力をするのが苦手で、授業で学んだことを定着させるための復習をしないためテストまでに忘れて点数を取れない。だから、兄に比べて、偏差値的には低い"自称"進学校に入学した。(姉のことはまた追々話すかもしれない…)

努力はできずとも、時は過ぎ…

一応、その中学の中ではたぶん上位の合格者?が入れるクラスで入学したが、中学に入ってからも、もちろん勉強癖はつくはずもなく、部活に熱中してるうちに成績は落ちていき、高校入試も必要ないのでそのままぬるっと高校に入り、一応先生たちは「高校生になったら単位制になりますので、中学のようにひどい点数を取っても進級できると思わないでください」と釘を刺されたが、継続してひどい点数を取っても留年のりの字もなく進級したのは、多分私立だからだろう…わかんないけど。

流石にその時には小さい頃の漠然と夢見ていた「医者」という夢は、ただの憧れで(憧れるんかい)、なろうとは思っていなかった。しかし、無駄なプライドが「医者よりもっとみっちり人に関わる看護師もいいかなぁ」なんて、それっぽい理由を作り出したりもした。

そんな中、もう一つ気になる夢があった。それは動物に関わることだった。その頃兄が獣医学部に在籍していたこともあり、なんとなく動物に関わるのもいいよなぁと思ったりもした。そもそも、我が家は昔からNHKの動物番組を網羅している家で、かなり動物に詳しい家族と言えるだろう。それもあって、自分も動物が好きだから、その仕事もいいだろうと思ったのだった。

高3の夏まで、動物関係に行くなら農学部とか生物学部(もはやもう覚えてない)だろうし、看護もなぁ、、、と悩んでいた。

なぜ看護師にしたのか

親が医者の友人が、「父さんが看護師は絶対ダメって言うから医者が無理ならたぶん薬剤師かなぁ」と言っていた。私が母にそれを言った時、「看護師さんはすごい仕事だけど、お医者さんから見たら、お下の世話とか娘にさせたくない仕事内容があるのを知ってるからかもね」と言っていた。そうか、、、私は看護師の仕事を半分舐めていた。看護師になるなら小児科がいいと勝手に思っていたから、患者を慰めたり励ましたりなんだかそういう綺麗なものを想像していた。

その上で、考えた。こんなに悩むことこれまでにあったか?というくらい時間をかけた(気がする)
そして決めた。看護師にしよう。人と関わることが私は好きだ。話すのも人に喜んでもらうのも、頼りにされるのも全部自分の好きなことだ。

今の私は全く覚えていないのだが、後に母があの時のあなたは強い意志が見えたと言っていたことがある。
それは、看護師になることを決めた私に母は、「前も話したけど、看護師さんって大変だよ?世間的にはすごいねって言われるし大事な仕事なのは認識されるけど、実際汚い仕事もしなきゃいけない」と話をしてきた時に私が母に返した言葉だ。
「大変なのも、実際汚いのもわかった。それでも良い。私は看護師が向いていると思う。」と真っ直ぐ言った(らしい)。

今思えば、看護師になっている自分がすごく想像できていた。なぜか看護師として患者に親身になって働いている自分を想像して、しっくりきた。

そして私は看護師になった。

今日はサクッと飛ばしたが、中学の部活の話、大学受験の前の高3の担任の話、大学受験当日の話など、いろんな事件があった。それはまた今度…

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