新人看護師Rちゃんとの思い出

Rちゃんが病棟を辞めた後も、私たちは会っていました。

ある時Rちゃんが、彼氏がタバコ辞めちゃったんですよーあり得なくないですか〜!
私は辞めませんけどね。
みたいな話をしていた矢先、彼氏が冷たいんです〜
どうしよう、前みたいに会ってくれなくて、どうします?

それは、結構悲痛な叫びでした。

こう言う時Rちゃんは素直で可愛いし、
羨ましい、私とは違う、と思う。

私はこの頃も、相変わらずヒデちゃんと不倫、濱ちゃんとは遊びにも行けるセフレで
A君とは会いたくない。

どの状態も誰にも堂々と言えず、Rちゃんには彼氏はいないと伝えていました。

Rちゃんがひたすら彼氏が冷たいことを悩んでいる事を知った時から、もうダメなんだろうなとは思っていましたが、

彼氏にしか分からないし、彼氏に聞くしかないよねと言うと
後日Rちゃんから連絡があって
彼氏ダメでした、最後に頼んでみたけど好きな子がいるって。

そうやってぶつかれるRちゃんが羨ましかったです。

Rちゃんは職も失うし、彼氏はダメになるし、かなり堪えるけど私がいて、良かったと可愛いことを言っていました。

バリ島行かない?

急にRちゃんに誘われて、勢いで行くことになりました。

2人でギャルの店に行き、Rちゃんがショッキングピンクのビキニで、私が水色のビキニを買いました。

本当に勢いで行きました。

髪の毛にトロピカルな花を付けて水着に着替えてビーチにGO !!!!!

現地の男性が一緒に泳ごうだの、ダイビング安くするよだのいっぱい寄って来ましたが、無視して泳いでいました。

Rちゃんのスタイルが半端なく綺麗な為だと思います。

Rちゃんの水着姿はマネキンの様に美しく、泳ぎも上手く、後ろから追っかけるとお尻も綺麗で、
やっぱりお嬢様だと感じました。

日本人男性2人組が寄ってきて、何となく4人で遊んでいました。

ランチ奢ってもらってキャッキャしていたら、何となく2対2になり、夕飯も一緒にしようよと言ってきて、オッケー!

と宿に戻り、Rちゃんと、話し合い。
「夜出かけたら、終わりやんね!!」と爆笑して、行かなかったら、男たちが迎えにきて、

私が、ごめん、友達体調悪くて〜と断って終わりになりました。

Rちゃんは、現地の食べ物や観光には全く興味がなく、日本食レストランか、マクドナルドでないと嫌!

なのであまりバリに行った!という気分にならなかったけど、勢いで行った2泊の旅は相当に楽しかったです。

Rちゃんはその後、きちんとした所に就職し、だいぶ続けていたようです。

それから8年後くらいに、1度スーパーでニアミスをした時に、お互い男連れだったので何も言いませんでしたが。

「結婚した?」
と小声で聞いたら
「してない。」と言ったので私も「私もしてない。」と答えて。
ばいばいして。

さらに10年後に47歳くらいの時、フェイスブックでRちゃん見つけてメッセージしたら、今だにあゆのファンクラブで、セーラー服?を着てミニスカ履いて痛々しい姿があり、

私が「いい病院ない?」
と送ったら
Rちゃん「それはないわ。」と急にテンションが下がった返事になったのがおかしかったです。
Rちゃんからインスタ遊びにきてね!のメッセージが最後になりました。







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