バックパッカーの資金を出会い喫茶で集めようとしていた話②
昔、出会い喫茶が流行った時の話です。
出会い喫茶は、まず手始めに、お茶目的5,000円前後で登録しました。
静まり返った異様な空間に、雑誌とか置いてあって有線流れてて、お菓子食べ放題。
だけど、こちらをチラチラ見る男性陣が気になって、雑誌なんて集中できない。
どんな女の子がいるのかな、と思って見てたら、
茶髪でクリンクリンに髪を巻いた、露出度高めで、派手なあけすけそうな若い子が、机に向かって、カリカリと勉強をしていました。
よく見たら成人看護と書いてあって
私「看護学生さんですか?」
と思わず聞いてしまった。
女の子「そうなんです〜テストに追われてます〜大変ですー。」
私「真面目やな、勉強して。」
女の子「ギャハハ!真面目なわけないじゃないですか!こんなとこ来て〜。
てか、看護師さんですよね?
何科なんですかー!
私、救急行きたいんですけどー!」
かなり人懐っこい。ノリノリな雰囲気でした。
女の子「そもそもこんなとこ来て、国試受かるかっちゅー話ですよね!」
とおどけてて、1人で笑っていました。
この女の子の将来がどうなったのか気になります。
救急行ったのかな。
私「巻き髪上手ですね!」
女の子「今日はイケて無いんですぅ〜!ほら、左右対称じゃ無いしぃ〜。」
と髪の毛をユサユサさせて、
私「勉強の邪魔してごめんな!」
女の子「またいつでも邪魔して下さーい。」
なんてやり取りをしていると、ボーイさんが女の子に寄って来て、
オトナの方がいますと、囁いてて、女の子は、
マッチングブースに行って、そのままカップル成立で出ていってしまいました。
看護学生のパパ活を生で見てしまいました。
ま、世の中、こんなもんよね。
オトナとは、そういう事で
お茶の私は、なかなか声がかからない。
何時間もいても声がかからず帰ろうとしたら
ボーイさんにお茶の方がいます。と声をかけられて
マッチングブースに移動しました。
相手は普通のサラリーマンで独身で一人暮らしで家に帰るまでに誰かとお話がしたいと。
お茶をしました。
何の話をしたのかは覚えていませんが、帰ろうと駅方向に2人で向かっていた時
男性が「ほんまに帰っちゃうの?ホテル行かない?」と言って来たので
断ると、じゃあ、メアドか電話番号教えてよ、もっとお互いのこと知りたいし、ほら、好きな体位とかさ。と、言って来たので
気持ち悪っ!ありえん!やっぱり男はみんな一緒、と思いました。
笑って誤魔化して、5,000円下さいと言うと
男性「あ、忘れてた!」と言った。
忘れてた!じゃねーよ。
それしか頭ないし。
5,000円を受け取って、逃げるように駅に消えて行きました。
何となく嫌な気分でしたが、お金は無事初日からゲットできましたー!
明日も行ってみよー。