初めての乗馬体験は、クリスマスツリーの中を延々と7時間でお股崩壊
ツァータン族の人が1人が市場にやってきました。
チャンス到来。
ツァータンは、かなり男らしく逞しく、普通のモンゴル人とは違いました。
ユーさんの勧めで、ツァータンのお土産に山羊を一頭買おうみたいなこと言われて
喜んで買いました。
山羊一頭80ドル位でした。
これで、ツァータン村に行けるなら!
その山羊を馬に積んで、市場の馬を借りて
市場の女の子が「あんたの格好がバツ!」みたいな事を言ってきて、女の子のトレーナーとトレパンと長靴を借りました。
私の馬と、ブハさんの馬を紐で繋いで、ツァータンとユーさんが先導して、土産の山羊を積んで
どんだけかかる道のりか分からない禿げた山を目指しました。
道中クリスマスツリーの中をひたすら登る。
チョウ!チョウ!とか言って進む。まさか、初めての乗馬が森の中の登山とは〜。
少し馬が傾くだけで私はビビってしまい、ブハさんに何度も落ち着くように言われる。
慣れない私にブハさんが何度も降りて、調整してくれたり、根気よく教えてくれたおかげで、ちょっとマシな乗馬に…
なりませんでした。
とにかく足場が悪く、降りることもできない。湿地帯やし、すぐ浅い湖渡らないといけないし
チョウ!チョウ!言わないと、馬はだらけるし、
湖の水飲み出すし、草は食べるし、
コントロールなかなか大変。
わたしのお股は擦れて崩壊していました。
太ももも、あそこもお尻も、傷だらけで、激痛で今すぐ、洗い流したくて、湖で休憩中、1人で洗いに行きました。
でも、まだまだ乗馬で山登りが続く、、
一体どんな上に住んでるんだ!
私の為にみんなゆっくり行ってる、本来なら3時間で行ける、帰りは飛ばすからな!と言われて
もう限界!7時間経過!と思ったら
突然視界が森から、平地になり、
独特のゲルではない三角のテントが、ぶわーっと、見えてきました。
夕暮れに無数のトナカイの群れが!
絵本以外で初めて見た!生トナカイ!!
本物のツァータン村に着いたよ!もう数キロ先はロシアが見えるよ!と言われました。
ええ!
さ、寒い。
ツァータンのテントに入ると、家族が私がギフトした解体された山羊を早速天井に吊るし始めた。
外人という私が来たと、聞きつけた村人がテントに溢れんばかりの人数がやってきて
みんなでトナカイ茶を頂きました。かなり独特な味で
毛が浮かんでて、おえ!ってなりましたが、水分がそれしかないので、案外慣れると、美味しくなってきて、ハマりました。
トイレはずーっと道中からナチュラルです。
しかし、トナカイとか犬とか怖くて、トイレ行けなくて、いつもブハさんに着いてきてもらってきました。
トイレの後に手が洗えなくて気にしている私にブハさんが、水の入ったペットボトルを,木に吊るして、蓋を緩めると水が出る、簡易式の手洗いを作ってくれたり
薪を一緒に割ったり、各テントに挨拶に行きました。
顔はロシアとモンゴルのハーフといった感じで、村長は、豹柄のガウンを着てて、とんがり帽子を被った、かっこいい人でした。
言葉もわからないのにずーっと喋ってて、恐らく、ハンティングの自慢してる気がしました。
大丸のチョコを渡しました。