受験のラストスパートのトラブメーカーな私

最後の追い込みで、予備校に講習に行きました。
トイレのショールームのビルの中にある一室で追い込み。

県内の学生、浪人生がたくさん来ていました。

真剣にやり抜きました、

バレンタインの日、父親が滑り止めに受けろと指定して来た地元の看護学校には、受けに行くふりをして、受けに行かず、トイレのショールームのビルで自習していました。

そしたら、友達が来て、私の事を好きな男子がいるから、お話しに来ない?とバレンタインの日に言われました。

はい?

どこのおぼっちゃまか、知りませんが、受験で必死のこの時期に、何で平和な人なんだろう、

さぞかし恵まれた環境の人なんだろう、


そんなやつ、落ちれば良いのに!

それとも、私立でもう受験終わったのが当たり前なのか?!と、腹立たしく思い、話しはしませんでした。

予備校の中で、受験した学校に公衆電話から受験番号押したら、

電話かけたら不合格なら桜散るの音楽が鳴るんだー、みたいな話で盛り上がってて、そんな洒落た大学。

私立大学だろうな、むかつく!
このボンボンが!

こっちは一択しかないのに。

と、ずっとずっと苛立ってました。

誰かの、他府県に受験に行ってお土産買うと落ちるとか。そんな能天気な話にも苛ついてたような。

父親が、滑り止めに県内の山奥にある全寮制の看護学校を勧めて来ました。

山奥の観光地にある看護学校。

県内じゃ意味ない!と、反抗心から願書を切って提出しました。

頭がイカれていたと思います。

というか、はっきり嫌だと言えない親子関係。どうかと思います。

その看護学校から父親に願書が切られてるけどどうしますか?みたいな電話がかかって来たらしく、

父親から

「お前!願書切ったんか!今すぐ帰って来い!」

と。

願書を切って提出とは、娘は余程のイカれ方じゃないですか。

どうしてこの時点で、父は、受けたくないこと、娘がどうかしちゃってる事を勘付かないんだろう、この親どうかしてるぜ!と思った。

父親の車に乗って山奥の看護学校に謝りに行きました。。

偉そうな人が出て来て。まぁまぁ、と、応接室に、通されて入室したら

献血ご協力ありがとうございましたの、賞状が目に入りました。

この学校、、、

看護学校を良い事に、生徒全員の血を抜いてる?献血センターからの賞状って。何だか不気味でした。

受験票をその場で書き直し、帰ろうとしたら、隣が寮で、夕飯の支度を1年生がいてるところで、

それを全学年で食べるんだと、思ったら、ゾッとしました。

看護を真剣に目指してる人なら良いけど、そうでないのなら、キツイものがあるな、と。
こんな山奥で、刑務所みたい。

結局、その山奥の看護学校も受けに行くフリをして、受験はしませんでした。

県内の親の勧めてくる滑り止めは一切受けませんでした。

強固に出ていく決意は変わらない。

目指すは県外、一択。
それ以外は考えられませんでした。







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