1年経って、夫婦関係悪化の一途。距離が離れる

夫は、恐らく、浮かない顔の私に何とかしてあげたかったんだと思う。


例えば、自分の部署の同僚?の奥様が野球観戦誘ってくれてるから、気分転換に行けばいい!

東京ドームやで!と言い出した。

元々、野球観戦に興味のない私。

気が乗らない。


夫は行った方がいい!としきりに言う。

返事をあやふやにしていたら、ドタキャンみたいになってしまって、夫が怒り出した。

こんなにもしてあげているのに、と言わんばかりな雰囲気でした。

夫「どうしてそんなに不機嫌なんだよ。」

私も私で面白くない顔して「あなたが面白ければ良いのに。」
なんて言ってしまいました。

世の中の家庭はこんなにもつまらなくて、寛げないものなのか?

マジで気が狂いそう。

あっという間に冬になりました。

ある暖かい日に夫が出勤、私が休みの時に私がこたつの中を掃除していると、1冊の本が出て来ました。

題名は忘れましたが、女心と会話術、みたいな本でした。

夫は夫で何とかしたかったのでしょう。

本を見つけた瞬間は悪いことをした、と思って、ご飯を作って待っているのですが、

帰ってきて、会話がなく、やっぱり面白くないやんか!という意地悪な気持ちになってしまう。

それに、その日、珍しく「解禁しよっか。」と迫って来たのですが、受け入れたものの、やっぱり子供は、、、、、無理。と。

なってしまいました。

そして、また悪かったな、と思って、ハート型のハンバーグを作ると

夫「愛がないのにハート、、、、、」

と呟かれ、めげずにハート型のクッキーを大量に作って冷蔵庫で冷やして置いてたら、冷蔵庫を開けた夫が

「愛がないのにハートがたくさん。、、、、」

とまた言っていました。

私だって言いたいことはたくさんあります。

夫は「本は正しい、本が全て解決してくれる、本に勝るものは無い。」
と言っている癖に、女心だけは本で解決できない様です。

とまた意地悪なことを思っていました。

私たちはお互いを傷つけることしかできない。

いよいよ駄目なのかもしれない。

それに私自身仕事が一杯一杯でクタクタで、よく寝れていませんでした。

そして、とうとうよく寝れないからという理由で、寝室を分ける提案をしてしまいました。

その提案もあっさり受け入れられ、益々私たちの距離は離れて行きました。

1年経って、いました。



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