バックパッカーの資金を出会い喫茶で稼ぎまくった日々①システム
もう15年?それ以上前の話になりますが、仕事辞めて、厄年でバックパッカーをしていました。
当時は燃料サージとかも無く、ドルも120から下降傾向86まで下がったりで
今思えば大チャンスの時だったと思う。
それでも旅を重ねれば資金は要るし、日本でのマンション代も払い続けないといけないし、
日本に寝かせている携帯代も払わないといけないし、国民保険料やら、年金やら無職の時は重くのしかかる。
何かとお金という安心があるに越したことはないです。
失業保険をもらうために細々とハローワークだか、何だか通い続けるのも無理で
旅の合間に
当時流行っていた、出会い喫茶で稼ごうと思いつきました。
電車で1時間ちょいの都会にはそんな喫茶があちこちありました。
システムは店によって多少異なるし、年齢層も異なります。
私は若い方にも、熟女の方にも行ける年齢でしたので、どちらも出入りしていました。
初めての出会い喫茶は、とあるビルの一室でした。
扉を開けると、気の優しそうな営業マン的なボーイさんが
いらっしゃいませー!と人懐っこい雰囲気で飛び出して来て、緊張を解いてくれました…というか、逃さない!的な圧も同時に感じました。
ボーイさん
「初めてですか?」
私が頷くと
「ようこそいらっしゃいました!システムを説明しますね!」と言いながら
男性陣グループに向かって
「お初の女性はいりまーす!!!!!」と
叫んでいました。
カゴを渡されて
「お菓子好きなの取って食べてていいし、飲み物はあっちね!」と、席に案内されました。
この一室は、うまく言えないんだけど、くっきりとは区切られてないですが、男性陣たちの座る場所と女性たちが座る場所に分けられていて、机があってお菓子が置いてあり、自由に食べていいし、飲んでいいシステムになっていました。
有線が鳴り響いいていて、
ボーイさんが、気を利かせて女の子1人1人に声掛けまくってて
女の子を笑せ、居心地が悪くならないようにめちゃ努力しているのがわかりました。
女の子の居心地が悪くなって帰ってしまったら営業にならないからです。
ボーイさんは私にもマニキュアや髪型をさりげなく褒めたりして、帰らないようにしているのがわかりました。
女の子同士はたまに喋ったりもありましたが、男性同士は一切喋っている様子はありませんでした。
男性は正直、不気味な人しかいない…ように見えました。
チラチラこちらを伺ってなかなか動きがありません。
ボーイさんは常に男性陣、女性人の間を行き来して、
男性陣が気になる女性をボーイに伝えて、女性を連れ出し、2人だけのブースに連れて行く。
制限時間は15分。
女の子を呼び出し、セッティングするだけで男性にはお金がかかるようです。
ボーイは女の子にはあらかじめ、何目的か聞いておいて、男性陣にも聞いておいて、うまいことマッチさせて、成立したら、外に行く。
という感じ。
現代の対面式パパ活です。
動きがで始めると、どんどん成立して出て行くのですが、流れの悪い時(誰も声がかからない時)は、空気も重たく、女の子が耐えきれなくなって出て行くという感じでした。
次にそこで出会った女の子と男性の話と、実際儲けられるか?という話になります。