訪問看護ただの日記、在宅看取り
年末に、末期で入院して、もう戻って来ないだろうと、思ってた方が、急遽退院したと連絡があり、見に行きました。
家族さんより、入院中、本人がどうしても退院したいと訴え続けてて
それは無理やと、説得に説得を重ねたけど、本人が受け入れず、ご飯食べず、飲まず、
せん妄起こして、点滴も酸素もモニターも全て、ぶち抜いて、寝たきりのはずなのに、最後の馬力?
で、暴れ倒して、ベッドから抜け出し、強引に退院になったとかで
在宅で看取りをすることになりました。
めちゃめちゃヤンキー気質なおばちゃんです。
私が今日訪問した時は、戦いに疲れた様な顔をして、相当病院でやらかしたのであろう痕跡がありました。
パジャマの下何も着ていなかったし。
そんなに望んだ家に、最期、自力?で帰れた方の看取りができるなんて、
私もありがたかったです。
今日観に行ったら、家族が大勢集まってて、円囲んでて
普通に、息子さんが「出張で広島のゴルフに行ったんだけど〜。」とか
家族さんが「それは、あかんなー、、笑。」
とか、和やかな世間話をしていて、
誰も悲壮感を出さずに
ずっと仲良し家族的な会話をし続けてて、見守っていて
もう、今にも呼吸が止まりそうな場面で、本人さんは、満足そうに、臥床してて、
素敵な最期になり、良かったと思いました。
自分の意思は貫き通す!!
そうやって生きていけたらいいな〜。
何より、そこまでして、命をかけてまでして帰りたい家があるって、財産があるより素敵な事かもしれません。
ヤンキーばあちゃんは、家族作りに成功したと言うことでしょう!パチパチ!