暇になったので1泊2日でAV女優してみた話④
※みんなが想像する本番ガンガンありのAV女優とは違います。
マニア向けAV撮影に行った時の話です。
1日目の、こんなの誰が見るんだろう的な撮影が終わって
事務所の2階で、泊まらせてもらいました。
和室で布団もあります。
寝るにはまだ早くて、ぼんやりしていたら
突然、おじいちゃんとまではいかないおじさん?が、勢いよく入って来ました。
え?
ものすごく気さくで、挨拶も忘れるほど驚きました。
パッと、この人偉い人なんだろうな、ボスなのかな?と頭をよぎり
次の瞬間、今から、この人とヤル羽目になるのかな?と思って覚悟を決めたら
ボスが気さくに「何?なに?どしたん?お金困ってるん?ホスト?」
と、満面の笑みで質問して来ました。
あまり覚えてないけど、看護師をしている的な話をしたら
ボス「看護師かー!それはストレス多そうやなぁ!看護師も沢山来るで、どえらい借金抱えて。」
心の中で、そんな看護師おるんか?と思い、激しく抵抗してみたくなりましたが…
おじさん「あんたが知らんよーな看護師山ほどおるわ!」との事。
ボス「ほな、借金ないんか、趣味なんやの?」
とか聞いて来た。
ボス「そか!そか!お小遣い稼ぎやなー、ここで、お小遣い持って帰ったらええやんなぁ、、、、趣味とか持って人生楽しんだ方がええでー!」
とか言って、ニコニコしたまま去っていきました。
何だったんだろう。
それにしても借金まみれの看護師が来るって言うのがどうも引っかかる。
私の身の回りにはそんな看護師はいない…とおもう。
みんな真面目に余裕資金で、漢字検定とかマラソンとかしているような子達ばかりなのだ。
妹の借金抱えているとかは聞いたことがあるけど。
この時は、、、、まだ知りませんでした。
経験していくうちに、色んな事情のある看護師がいる事を知ることになるのは、もっともっと、後の事でしたし
働いている姿だけではわからないことが沢山あるなと。
これから経験して色んな看護師を目の当たりすることになり、どんどん自分が図太くなって仕事を続けられたので、良かったです。
こんなAVの事務所の2階で、私の好きなことや趣味って何なんだろう、と考えました。
お金が欲しいのは、明らかに海外に行ってみたいからで、きっと趣味は海外旅行かなって、思いました。
そうこうしているうちに眠気が来て、朝になりました。
結構な早朝に、また男性スタッフが迎えに来ました。
今日は、車で撮影に行くと。
どこに行くかとか興味なくて、了解しました。
なんか、ギャルみたいな格好に、大きめなガウンを羽織らされて、履き慣れないハイヒールを引きずるように履いて、バンに乗り、揺られて行きました。
よく晴れた朝の大きな公園に着きました。
ガウンのまま降ろされ、歩きにくい芝生をハイヒールでどんどん歩かされました。
どこへ向かっているのか…。
続く