看護師4年目くらいに実家に帰ったら犬しかいなくて、弟の独特の嗜癖発見(まだ発達障害を診断される前の話)

はっきり覚えていないのですが、

看護師4年目?5年目?で、1度なぜか忘れましたが、実家に帰りました。

2年ぶりくらいでした。

電車で3時間半くらいです。

事前に帰ると伝えていたのですが……、

実際に家に帰ってみると、誰もいなくて、鍵かかってて、誰もいなくて、

え!

でも、勝手口が開いていたので入れました。

何か、改めて見る自分の実家は大分荒れてるなぁ、という印象でした。

埃だらけだし、バタバタしてる。

貴重品だけは固めて置いてあって。

食べ物はあまり無いのに、冷蔵庫は臭くて

こんなにうちの親ってズボラだったっけ?

離れてみると

当たり前のことが目につきまくりなのは娘だから?

それにしてもどこに行ったのだろう。

埃だらけの電話の受話器を取って、祖母の家に電話をかけたら、

母がいました(電車で40分位です)

私「え、お母さん?私、帰って来たんだけど?」

お母さん「だってぇ、週末だから実家帰っちゃったのよー」

(っておい!私も実家帰って来てるんやけど!)

私「じゃあ、お母さん、おばあちゃんとこ、今日泊まるの?」

お母さん「うん!だってー来ちゃったからね。」

まじで、娘より親かよ!笑笑。呆れて何も言えないとは、この事。

どっちが年上なのかわからない会話です。

私「お父さんは?」

お母さん「あんた(私)と2人っきりは気まずいから、飲みに行くんじゃ無い?」

いやいやいやいやいや、まさか!そうなんや。

私、帰って来た意味は?!

しかも。家の中には見たことのないでっかい犬が、

お前誰だよ?!

私は動物が嫌いです。

近寄るなー!

玄関に届いたお歳暮がそのまま山積みになってて、その箱から高級ベーコンやら、ハムやらを犬にあげて、放置していましたが、

ブリブリうんちし出して、最悪です。

動物大好きの春子に電話をかけました。

「実家に帰ったら、誰もいなくて犬しかいなくて。」

春子「え?!とりあえず、すぐ行くわ!」

田舎なんで、成人したら大体みんな、車を持っているのが、ありがたかった。

春子は、すぐ車で駆けつけてくれました。

犬がいることより、何年かぶりに娘が実家に帰って来たのに、親が2人とも遊びに行ってる事にビックリしてて、
かつ、大笑いしていました。

春子「かわいいー」と犬を可愛がってくれました。
そんな巨大で得体の知れない、初めましての犬の何処がかわいいのか
動物好きの人は謎すぎます。
感覚違いすぎて
感心するわ。

春子
「てゆうかさー!何なんこれ!」

隣の和室の奥が、折り紙で、さまざま動物が細かく折られて丁寧に飾られてて、その数もまた不気味なくらい無数で…

その場所が折り紙で、プチ野鳥園になってて、
春子が発狂しました。

かつ、くす玉の豪華バージョンやら。小さいバージョンやら、細かいのやら。。

私もビックリ。
そう言えば!弟が昔から折り紙が好きで、よく訳のわからないものを作っていたなぁという、記憶がありました。

動物は、蛇やら…ワニ、孔雀、マニアックで器用さと頭の良さ、根気がないと

普通の人が絶対折れないようなものばかりで

春子とひっくり返って笑ってました。

なんだこれー

これは、これは、あの、弟に違いありません。
弟は一味も二味も違った「不思議な人」

私より10歳下でカワイイけど、なんか違うんです。

また弟のこと書いて行きたいと思います。





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