箱ヘルの客と看護師たちと遊びに行った話と、自分の気持ち

箱ヘルで知り合った3つ年上の濱ちゃん。

2人で何度も会っていましたが、ある時、うちの工場の男子に看護師と会ってること言っちゃったら

皆んな会いたい会いたい、言ってきて、無理かな?と聞いてきたので

とりあえず何人か看護師誘って、3対3で、わんわんワールド?的なところに行きました。


犬の競馬ならぬ競犬で、応援したり、プレゼントもらったら、看護師に渡してイェーイ!

とかやって、なかなか楽しかったです。

後輩が財布忘れたーというので、同じ寮の子だったから、入場料やら昼食代やら、気前よく貸していたら、後々全く返してこなかった、という、経験をしました。

というのは置いといて


3対3で行って、帰りは1対1の車で帰り

私は濱ちゃんと帰って、残りの2人はどうなったか?

というと、1人は合わなくて、即帰った。

もう1人は、短い交際を経て、結婚しました。

そのこともあって、また今度は夏に、濱ちゃんと私の計らいで、

5対5で、海にも行って、

若かったですし、みんなでビキニ着て、ビーチバレーだ、なんだ、やって、

キャッキャしてたら、また、もう一組カップルが出来て、

そのカップルもなんと、結婚してしまいました。


こんな、箱ヘルが、結んだ出会いとは知らずに、凄いことです。

濱ちゃんが、男性陣にバラしてる可能性はあるけど。

私は、結婚を繋いだキューピットとして、2度も感謝されました。

みんなに私と濱ちゃんは付き合ってるの?と?聞かれましたが、

客だとは言えず。

濱ちゃんのことは好きでしたが、こんな風俗嬢が、付き合える相手では無いと、

自分を押さえていたと思います。

あんなに一緒に2人で色々出かけて、手も繋いだり、大笑いしたり、幸せな気分に包まれたのに

自分のやってる嬢のことを思えば、

100%喜べず、複雑な気持ちでした。

会えば会うほど、優しくされるたびに、どうせ、私なんて。と、喜べないし、付き合いたいとも意思も言えないまま。

月日が流れて。

嬢なんて、してはいけない

するなら、客と出かけたりしてはいけない、とつくづく思いました。

濱ちゃんのことは、多分好きだったと思う。

辛かったという、気持ちも抑えていたような気がします。

誕生日プレゼントに買ってもらった派手派手の目覚まし時計が、今だにあって、ちゃんと住み着いています。







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