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譜読み、暗譜について

こんにちは。
チェリストの沼田恭果です。
今回は譜読みと暗譜の方法について書きたいと思います。
わたし流なので参考にはならないかもしれません…笑
(今回とっても日本語がおかしいので
何となく読取ってください笑)

譜読みが爆速

わたしの譜読みが爆速になったのは
大学生になってからです。
キッカケは…わかんないです汗
コンチェルトを何曲も同時に譜読みしていたとき、
あっという間に譜読みが終わっていました。
おそらくですが、
私の場合は今まで本気でやってなかったから
本気を出してみた結果がこうなった
ということだと思います。

 譜読みはもとから得意でした。
スズキでは楽譜を見ながらCDを聞いて、
目からも耳からも吸収していたので、
チェロでのソルフェージュは当時から完璧でした。
スズキに居たときから楽譜は読めていたのが
唯一の救いでした。
譜読みに苦労したのは、、、
最近(ショスタコのコンチェルト…)ですね汗

 私の譜読みは
決めた期間時間内に何回も弾きまくる
これだけです。

譜読みより爆速な暗譜

暗譜は曲が長くなったり複雑になるほど、
苦手だと思うかもしれないです。
スズキ時代、レッスンはどんな曲でも何歳でも暗譜で弾いていました。
自分より年下の子たちがクリアしていくのを見ているので負けていられないと思っていたと思います。
正直、最初から楽譜を覚えるのは得意だと、
これがわたしの基礎を作ったのだと思います。
スズキをやめてからは、耳から覚えるのをやめたので、楽譜を見ながらレッスンして暗譜をしていました。
しかし、これもきっかけはなく、暗譜の方法が変わったのです。
今までは耳から聞いて暗譜をしていたのを、練習しながら手が動くように暗譜をするようにしていました。
ところがエルガーのコンチェルトを弾いたとき、
「指が勝手に動く」
というより、
「頭の中に絵のように楽譜が思い浮かぶ」
という状態になったのです。
どうゆうこと?と思うかもしれませんが、
あなたのお母さんの顔を思い浮かべてみて
と言われたら思い浮かびますよね。
それがわたしは楽譜でできるのです。
〇〇のコンチェルト思い出して!って言われると
その方法で全部思い出せるようになっています。
もはや人間コピー機のようなものです。
こうなったのは、譜読みの時点で楽譜を一日中眺めているからです。
現在はより正確に記憶しより良い演奏をするために
人間コピー機+指番号で全部覚える
というものを試しています。
その指番号も万が一に備えて、
5パターンほど用意します。
これが絶対に失敗しない暗譜に繋がりました。

早くても損をしてない

譜読みこそ丁寧に、暗譜はより丁寧に
と思われると思います。
その通りです。
ただわたしは(ですが…)
〇〇日のレッスンに間に合わなかったら…
コンクールにコンサートに間に合わなかったら…
という不安に飲み込まれなくないので
このような行動はアリなのかなと思っています。
もちろん本番で暗譜が飛んだことはありません。
またウィーンで別の学校に通う友人から
「自分の学校には初回レッスンにソナタを全楽章暗譜で持ってくる人がほとんど」
と聞いたときには、
私と同じようにやっている人がたくさんいると
強い気持ちになりました。

わたしのようになにか不意にきっかけがあって
コツを掴んだ瞬間から
譜読みが楽しくなるかもしれません。

今回はここまでです。
読んでくださってありがとうございました✨

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