歴史好きな東大生|法学・教育学など色々勉強中|ふと考えた話、まじめに考えた話とか|とある大学生の頭の中、全部見せます。

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最近の記事

雨の日の夜のつぶやき

今日は雨で頭が重くてコンディション落ちまくりで最悪な日だったけど、なんとかやり過ごせた。よく頑張ったな、わたし。 特に何かがあったわけでもないけれど、幸福追求権についてぼーっと考えていた。 あれって、あくまで幸福を「追求することができる」権利であって、「幸福になれる権利」ではないんだよな。 日本の憲法には、戦前の反省だけでなく、アメリカやフランス、ドイツやオーストリアまでいろんな国の歴史が詰め込まれている。らしい。 保障された幸せが存在しないことはわかりきっているけれど

    • note再開します

      noteを始めたのは2年以上前。 時々スキの通知が届いてなんとなく気にしつつも、日常を送るのに精一杯ですっかり遠ざかってしまっていた。 私は今春、大学最終学年に進学する。 今まで見てきたこと、考えてきたこと、夢想してきたことをどこかに書き留めておきたい。 すくった手から砂がさらさらとこぼれ落ちていくのを見ているような気持ちで、どこかに虚しさを感じていた。 どこかにいる誰かへ、届くかもわからないことを書き続けよう。 そう思って再開を決めた。 生活の中の小さな想像や、本や映

      • 「麒麟がくる」・駒ちゃんはどうしてカッコいいのか。

        こんにちは。氷です。 毎度テーマの振れ幅が大きすぎるのは承知していますが、今回は今年の大河ドラマ「麒麟がくる」をアツく語る回にしたいと思います。 ということで、歴史好き、集まれーっ! 前書き2020年大河ドラマ「麒麟がくる」。 本能寺の変で織田信長を討った戦国武将・明智光秀が主人公です。 今なお謎の多い彼の生涯を追いながら、ドラマはいよいよ佳境に入ってきています。最終回は来年2月7日。 今年はあれやこれや色々ハプニングの多かった年なので、なんだか感慨深いですね。。 まあ、

        • 図書館の中心で愛は叫べない。

          私たちが普段何気なく使っている、図書館。 実は、古代ローマの時代には重要な文化拠点でもありました。 今日お話しするのは、別にそんな歴史を振り返るわけでもなく、ただただ私が図書館を大好きな話。 ラブレターのように、大切に書きます。 さあさあ、物語のはじまりはじまり。 私と図書館私は小さい頃から、文字が大好きでした。 食事中でさえも、食卓のドレッシングの「原材料名」をひたすら目で追ってしまうような子どもでした。 本を好きになったのも当然のことだったのでしょう。 本を読ん

          しんどさの相対比較はできない。

          前書き最近、つくづく思うことがある。 なぜ、「あなたよりも大変な人がいるのに」という言葉が成立するのか、私には意味がわからないということだ。 このnoteでは、これについて、二つの言葉を取り上げながらじっくり考えてみようと思う。 「あなたよりも辛い思いをしている人がいる。 だから、我慢しなさい。」まずはこれ。意外とよく聞く言葉だ。 だが、ちょっと立ち止まって論理的に考えてみて欲しい。 我慢したって何か解決するのだろうか。 誰かがしんどさに優先順位をつけて、自分の順番

          しんどさの相対比較はできない。

          息を吸って、息を吐く。

          最近、「息を吸う音」がいとおしくてたまらない。 単刀直入に言おう。マイブームは人の息を吸う音を聞くことである。 笑いたければ笑え。ドン引きするなら引け。 自分でもそんなツボがあったのかと怖がるくらいにハマっているのだから。 私にとって、一番簡単に「息を吸う音」が聴けるのはYouTubeだと思っている。 好きなアーティストが歌っている動画を少し大きめの音量で、イヤホンをつけてから再生する。静かな部屋であればなお良い。 するとどうだろう。 フレーズとフレーズの合間に、息

          息を吸って、息を吐く。

          受験が不安でたまらないあなたへ。

          こんにちは。東大いちねんせいの氷です。 そろそろ受験シーズンが近づいてきましたね。東大入試まで100日も切ったみたいだし。 さて、今日は受験生がどんなマインドで大学受験に立ち向かっていったらいいのか、一つだけ先輩の私が役に立ちそうで役にたたなさそうな話をしようと思います。浪人経験はないので現役生向けの話になるかもしれませんが、ごめんなさい。 100%の保証はどこにもない。最初に一つだけ言っておくと。 私は冷たい人間なので、「私、合格できますか?」と聞かれても「知らん」

          受験が不安でたまらないあなたへ。

          東大生の「自信」とは。

          こんにちは。東大いちねんせいの氷です。 今回はいささか不遜なタイトルになってしまいましたが、内容としては謙虚に書いていければと思っております。 私が東大に入れたのは、ただの運だった。昨今、「完全に個人の努力の成果とされてきた学力もまた、遺伝や環境に影響されるところが大きい」という見方が広く知られるようになっている。 例えば、学力に対する遺伝規定性(遺伝子がどれくらい実際の学力のばらつきを説明しているかを示す割合)は60〜70%になることが科学的に証明されている。 そして悲

          東大生の「自信」とは。

          なぜ地球は丸いのか。因果関係の話をしよう。

          ”誰も端っこで泣かないようにと君は地球を丸くしたんだろう?” 初めてこの歌詞を聴いた時、負けた、と思った。何度生まれ変わっても、私はこんなフレーズを思いつくことはできないだろう。そう思った。 RADWIMPSの「有心論」という曲の一節である。 別に私が問題にしたいのは、この歌詞のメッセージ性や意味が深い浅いという話ではない。ただ、ワンフレーズの中に「地球が丸いのは、『君』が隅っこで泣く人をなくしたいと願ったから」という美しい因果関係が完成していること、それを見つけ出した

          なぜ地球は丸いのか。因果関係の話をしよう。

          帰り道が消えた。

          私たちはもう、以前の私たちを忘れてしまった。そんなことってあるだろうか。 新型コロナウイルス感染流行が止まらなくなった今年の春以降、いわゆる「オンライン〇〇」というやつが巷で盛んに行われはじめ、コミュニティのあり方も大きく変わった。 ぶっちゃけ、やり方さえ工夫すれば大体のことはオンラインで解決するのだ。勉強も、労働も、娯楽も、交流も、ありとあらゆる日常生活も。私は大学生として、授業もバイトも新歓も友達作りも全てオンラインで行うというミッションコンプリート的なのを達成した自

          帰り道が消えた。