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なくした傘のゆくえ

本日の東京は突然の雷雨でしたね。
びっくりびっくり。

1.突然の雷雨
2.傘運
3.なくした傘のゆくえ

1.突然の雷雨

今日は病院に行ってきたんですが、病院に入って、先生とお話して、外に出る、その僅か10分弱の間に突然の雷雨⊂(◉‿◉)つ

マジカヨ。

「傘を壊したくないから多少の雨では傘を差さない」主義の私でも、さすがに一歩も出れないレベルの雷雨。

病院外の階段下で2,3分ためらったが、少し弱まった(気がした)時に「タオルのせてコンビニまでダッシュや!!」と決意しタオルを出そうとバッグに手を掛けたそのとき(まじでそのとき)、

うしろから私を呼ぶ声がした。

振り返ると、病院のいつも受付にいるお兄さんが小走りでかけよってきていた。

「傘何本か置いてあるので使いますか?」

ふぁ。

ふぁ...

ひょお~〜〜〜!!!(歓喜の涙)

どうやら病院に忘れさられた傘が何本かストックされているらしく「返さなくていいですよ」と頑丈めな1本のビニール傘を頂いた。

受付のお兄さん、ありがとう。

受付にいる時はちょっと無愛想(失礼)なだけに、声をかけてくれたことがなんかすごくうれしくなった。

あと、名前を覚えていてくれたこと。

(私おぼえてないや、、スミマセン、、)

さっきまでボーゼンとしてたのに、お気に入りの服を来て得意げに歩く子どものような気持ちでビニール傘を差して歩いていた。


2.傘運

実は先日、ココス in 台風 の時に傘を壊してしまったのだけど、その傘ももらいもの。

図書館から帰る時に雨に降られて、立ちどまっていたら警備員のおじいちゃんが「どうせならかわいいの持ってきな」と、小さめのかわいいビニール傘をくれた。

そのサイズ感が本当にかわいくて、ただのビニール傘なんだけど気に入ってた。

(こわしたけど、、スミマセン、、)

私今まで傘運がマジで無いと思ってた。
とにかく壊すし失くすし盗まれる。

なかなかなエピソードとしては、傘を差して歩いてたらいきなり傘の柄がぐにゃっと折れてポキッストンッって落ちたこと、子どもの頃に傘を差したら傘の骨が折れてて、そこに手が刺さって3針縫ったことなどがある(今も跡が残ってる)。

運がないというか、若干ホラーな領域に達している。

そんな訳で私はきっと傘に呪われてるんだなって思ってたけど、どうやら良い傘運も持っているようである。

今日みたいに。

3.なくした傘のゆくえ

ビニール傘が使われることが多くなって、その分1本の傘の価値がすごく低くなってる。

いい傘だったら失くした時必死に探すけど、ビニール傘くらいだったらまあいっかってなるし。

皆さんも1回くらいは、電車やコンビニに傘を忘れたことがおありでしょう。
それで「まあ安物だからいっか」ってそのままサヨナラするでしょう。

私が今日もらった傘もそのうちのひとつ。

でも私はその傘ひとつですごくうれしい気持ちになった。というかまあ普通にめちゃくちゃ助かった。

雨が弱まったら、この傘がもっと必要な人に渡してあげようかな、って思った。


この傘を病院に忘れていった人は、まさか自分の忘れた傘1本が人助けをしてるなんて思ってないだろう。というかもう傘を忘れたことすら忘れているだろう。

あなたがいつかどこかに忘れていった傘も、誰かが雨に打たれるのを助け、その人の心を温かい気持ちにさせ、その温かい心がまた他の人を助け、日本を助け、世界を助け、人類はここまで生き延びているのかもしれない。

たぶん。









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