自分のテンポがおそくなる。
先週一週間、インフルで死んでました。
たぶん、小学校低学年とかそのくらい以来のインフルですね。
まじでインフル舐めてました。つらすぎる。
ゴリゴリ頑強な肉体で生きてるから、たまにちょっと熱とか出たりするとすぐへろへろになっちゃう。
そんなわけで計5日間会社をお休みして、引きこもり生活を送っていたわけであります。これまたひさびさの。
お友だちとワインバー行く約束してたのにそれも流れちゃってめちゃくちゃ悲しいのだが、何の予定もない(そりゃそうだ)数日間の休みを手に入れて、なんか自分のテンポが本来のテンポに戻った気がする。
昨日くらいから、いつも聞いてる歌がなんかすごい速い気がするな、もしや倍速とかで聞いてるんかな、って思ったけど特にいつもと変わりがない。
ということは。
曲が速くなっているわけじゃなくて、私が遅くなっているということだ。
時間についてのニュートン雑誌に書かれていたのだが(私のトイレの棚に置いてある)、人間それぞれ独自のテンポを持っていて、それは比較的幼い頃に形成されてからほとんど変わることがないらしい。
そしてたぶん、私のテンポは相対的にけっこう遅い。
ぼーっとしてる人なのです。
社会の中にいると、社会はいつもちょっとワタワタしてるので、なんか自分もワタワタしなきゃいけないような感じがする。
ずっと周りも自分もワタワタしてると、もはやワタワタしてることにすら気がつかなくなってしまう。
なんだか、熱の出始めは39度くらいまで上がる中、1日こもってるんだしなんかしなきゃと思ってPCいじったり本開いたり、最終的にはヨタヨタしながら慣れないキッチンに立ってプリン作ったり(激マズプリン爆誕した。まずいプリンに初めて出会った)しながら、でも結局頭も体も働かず丸3日はもう動画を流し見しながらベッドでゴロンゴロンしてたら本来の生来の元来の呑気人間が戻ってきました。
おかえり呑気人間。
どのくらい呑気かというと、一生引きこもって月1くらいでお友だちに会って飲んでればめっちゃ幸せなくらいに呑気。
スマホなくてもお外に寝っ転がって川とか空とか草とか虫とか散歩してる犬とか見てたら3時間経っちゃうくらい呑気。
社会はなかなか呑気じゃない。
「即決断!即行動!即ち即優秀!!」がスローガンみたいな社会である。
社会復帰しても、ちゃんと呑気でありたいね。
自分のテンポを大切にしましょう。
ところで気になって、「音楽が速く聞こえるのは果たしてほんとに自分が遅くなってるからなのか?」を調べてみた。
「心拍数が音楽聴取時の時間感覚に与える影響」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjske/14/1/14_215/_pdf
どうやら心拍数が関係しているのかもしれないということ。
へ〜。
時間とか、時間感覚については色々と興味と疑問があるのだが、まだまだ知らないことばっかりですな。
そんなわけで今日はこの辺で。