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生きる目的がハッキリすれば、人は苦悩すら探し求める


 生きる目的がハッキリすれば、
勉強も仕事も健康管理もこのためだ、と
すべての行為が意味を持ち、
心から充実した人生になるでしょう。
病気がつらくても、人間関係に落ち込んでも、
競争に敗れても、
「大目的を果たすため、乗り越えなければ!」
と“生きる力”が湧いてくるのです。

 ニーチェは『道徳の系譜』に、
なぜ生きるかがわかれば、
「人間は苦悩を欲し、苦悩を探し求めさえする」と
書いています。
方向さえ正しければ、
速く走るほど早く目的地に着きますから、
損をする苦労は一つもありません。
人生の目的成就のためならば、
時間、体力、お金をどれだけ使っても、
100パーセントそれらは生かされます。
使い捨てにはならないのです。

 人生に苦しみの波は絶えませんが、
生きる目的を知った人の苦労は、
必ず報われる苦労です。
人生は素晴らしい、と言う人もいれば、
何をやってもむなしい、と言う人もいます。

 真の「人生の目的」を知るか、否かの違いでしょう。

私の好きな本の、好きな一節です😊

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