「臭肉来蠅」を考える
しゅうにくらいよう
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良心に恥じることがあると、悪者に利用されるということのたとえ。
生臭い肉に蠅が群がるという意味から。
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「臭」 鼻の嗅覚(きゅうかく)神経に感ずる刺激。かおり。におい。特に悪いにおい。いやなにおい。くさい。また、他人に与えるいやな感じ。
「肉」 ①動物のからだの、皮膚におおわれ、骨格を包む、やわらかな物質。
②食用にする鳥獣のにく。
「来」 ①こちらへ近づく。くる。こさせる。きたす。
②現在の次に現れる。
「蠅」 ハエ目の小形の昆虫。食物などにたかり、伝染病を媒介する。種類が多い。その幼虫は、うじ。
「臭肉」 臭い肉。腐った肉の臭い。
「来蠅」 蠅が来る。
「臭肉来蠅」
腐った臭いの肉に、蠅が来てたかる。
悪臭を発する物に蠅がたかる。
転じて
悪者のところには、悪い仲間が集まる。
「良心に恥じることがあると、
悪者に利用される」
という意味になる、とのことですが。
「良心に恥じることがある」とは、
少し「悪い」と思えるようなことを
してしまったと自覚している、
良心を持ちながらも、
悪いことをしてしまった事実を悔やんでいる、
今の状態。
と、いうような意味なのかと考えます。
このような時、
悪い仲間に利用される危険が
高まっている状態ですよ。
そのうちに、
悪いことをする仲間に利用されて
しまいます。
良心を持っていても、
悪いことをすると、
悪い仲間が寄ってきて
さらに悪いことに利用されることになる。
どんどん
悪いことに染まっていくことに
なってしまうよ。
というこのなのかな?
と思いました。
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