「魑魅魍魎」を考える

ちみもうりょう
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人に害を与える化け物の総称。
また、私欲のために悪だくみをする者のたとえ。
「魑魅」は山林な気から生じる山の化け物。
「魍魎」は山川の気から生じる水の化け物。
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この四字熟語は、20画、15画、18画、18画で合計71画で、2番目に画数の多い四字熟語だと思います。
1番多い画数は「鬱鬱怱怱」の82画です。

「魑魅」とは、山林の異気から生ずるという怪物のことで、顔は人間、体は獣の姿をしていて人を迷わせる。
「魍魎」は山川や木石の精霊とされる。人を化かす。また、死者を食べるとも言われ、姿かたちは幼児に似ていて、目は赤く耳は長く、鬼を思わせる。

私欲のために悪だくみをする者を、この「魑魅魍魎」にたとえる場合があるようです。
世の中には、とんでもなく悪いことを考える人がいます。
それが、顔が人間、体が獣の怪物や、幼児の鬼のように見えてくる、ということなのでしょうか?

外見は人間でも、内面は化け物、怪物、鬼のようだという意味なのか?、と考えます。

もし、とんでもなく悪いことををする人を見つけたら、それは「魑魅魍魎」かもしれません。
気をつけましょう。



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めだまオヤジ
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。