「窺伺傚慕 」を考える
きしこうぼ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
他人のやり方を覗き見して、同じようにやろうとすること。
「傚慕 」は真似しようとしてみること。
郭タク駝という庭師は木を育てるのがうまく、他の人が覗き見して真似しようとしたが、誰も同じように育てることは出来なかったという故事から。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「窺」 うかがう。のぞく。ねらう。
「伺」 ①訪問する。相手の様子をたずねる。
②すきまをねらう。機を待つ。
「傚」 ならう。みならう。まねる。
「慕」 したう。思いをよせる。懐かしく思う。しのぶ。
「窺伺」
相手の様子をたずねる。
うかがう。のぞく。
「傚慕」
したって、まねる。みならう。
「窺伺傚慕」
相手の様子をうかがって、
まねる。みならう。
他人のやり方を覗き見して、同じようにやろうとすること。
人のやっていることを見て、
見習って、同じように真似をする。
意味とすれば、
普通の人でも、同じようなことを
していることだと思います。
ただ、
真似をした後に、
上手に真似ができたのか?
できなかったのか?
その結果までは、
この四字熟語ではわかりません。
が、
この四字熟語は、
真似しようとしたが、
なかなか
同じように真似ができなかった。
という意味で
使われるようです。
真似がうまくできた場合、
上手く真似が出来てよかったね。
という意味では、特に四字熟語は
必要ないということでしょうか?
この四字熟語は、
覗き見して、
というところが、
大事なところですね。
教えて欲しいと言って
見せていただいたわけではなく、
覗き見をして、
真似をした。
ずるい方法なわけです。
覗き見して真似をしてみたが、
なかなか、上手く真似ができない。
同じようにならない。
もどかしい。
そのような意味と
思ってよいのでしょうか?
と、勝手に
考えています。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。