「佶屈聱牙」を考える
きっくつごうが
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文章がごつごつして堅苦しくわかりにくいさま。
「佶屈」は折れ曲がるさま。またとどおこりつまって進まないさま。
「聱牙」は話などがごつごつして理解できないさま。
「聱」は言葉が耳に入らないこと。
「牙」は歯がかみ合わないこと。
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文章がごつごつする、という表現がわかりにくいですね。
堅苦しくわかりにくい文章とは、どのような文章なのでしょうか?
例えば、
「本質とは媒介的に定立された概念としての概念である。その諸規定において相関的であるにすぎず、まだ端的に自己のうちへ反省したものとして存在していない。」(ヘーゲル『小論理学』第二部冒頭)
このような文章でしょうか?
私などは、読んでも全く意味がわかりません。何を伝えたいのか全くわかりません。
このような文章を書く方がいるのですね。
文章は、何を伝えたいのかをわかりやすく
書くことが大事ですね。
気をつけたいと思います。
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