「枯魚銜索」を考える
こぎょかんさく
―――――――――――――――――――
親や生きている間に孝行すべきであるという教え。「枯魚」は魚を干したもの。
「銜索」は縄を通すこと。
魚の干物は腐らずに長く持ちそうに見えるが、すぐに虫に食われてしまうということから、一見元気に見える親も、いつ死んでしまうか分からないということ。
「枯魚(こぎょ)索(なわ)を銜(ふく)む」とも読む。「枯魚銜索」とも書く。
―――――――――――――――――――
魚を縄を通して干して、干物にする。
それが長持ちしそうに見える。
でも、すぐに虫に食われてしまう。
それが、
一見、元気に見える親も、
いつ死んでしまうか、わからないということ。
の意味として使われる。
少し無理があるかと思われますが、
そういう意味だ、と言われれば、
そうですか、と答えるしかないと思います。
魚に限らず、人間も、
年をとっている人ばかりでなく、
若い人でも、
元気そうに見えても、
いつ死ぬかわからない、
ということでは、変わりがありません。
そういうことです。
いいなと思ったら応援しよう!
