「天網恢恢」を考える

てんもうかいかい
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天が張りめぐらした網は広く、目が粗いようたが、悪人・悪事は決して取り逃がさないということ。天道は厳正であり、悪は早晩罰を受けるということで、悪事を戒める言葉。「恢恢」は広く大きいさま。
「天網恢恢疎にして失わず」「天網恢恢疎にして漏らさず」の略。
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天が悪人を捕らえるために張りめぐらせた網の目は粗いが、悪いことを犯した人は一人も漏らさず取り逃がさない。
天道は厳正であり、悪いことをすれば必ず報いがある。

天網恢恢疎(そ)にして漏(も)らさず。
(天罰を逃れることは決してできないということのたとえ)

疎 →間がすいている。あらい。まばら。

網の目が粗い、ということを「疎」で表現したわけですね。なるほど。

悪いことをすれば、天罰がありますよ。
網の目が粗いようでいて、見逃すことはありません。
天の網は広く大きい。目は粗いけれども、決して漏れることはない。

悪いことはしません。
誠実に生きていくことを誓います。
天が悪いことだと判断されないことをします。

本当に天は見ているのでしょうか?
ズルいことをする人を見逃しているのでは?と疑うこともあります。
これからは、正しい判断をお願いします。

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めだまオヤジ
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。