「蜂目豺声」を考える

ほうもくさいせい
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冷酷で残忍な性質の人のこと。
「豺」は気性の荒い、狼に似た山犬のこと。
蜂のように細い目と山犬のような気味の悪い声という意味から。
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「蜂」 膜翅(まくし)目の昆虫。丈夫な膜質の羽があり、高等なはちでは産卵管が毒針となって、ふだんは腹の中にしまわれている。ミツバチ・スズメバチなど種類が多い。

「目」 生物の、物を見る働きをする器官。また、その様子・働き。

「豺」 やまいぬ(山犬)。オオカミの類。

「声」 鼓膜で感じわける空気の振動。おと。ひびき。特に、鳥獣・人間の発するこえ。

「蜂目」
蜂の目。

「豺声」
山犬の声。

「蜂目豺声」
蜂の目。
と、山犬の声

蜂のように細い目。
と、山犬のように
気味の悪い声。

転じて

冷酷で残忍な性質の人のこと。

蜂のように
細い目。
冷酷という意味になるのでしょうか?

山犬のような気味の悪い声。
残忍という意味になるのでしょうか?

冷酷で残忍。

蜂の目と山犬の声、

分かる人には分かる
四字熟語、
なのでしょう。

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めだまオヤジ
よろしければサポートお願いします。四字熟語は、とても奥が深い分野であると思います。まだまだ勉強が足りません。