「発憤忘食」を考える
はっぷんぼうしょく
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食事を忘れるほどに気合を入れて取り組むこと。
「発憤」は気持ちを奮い立たせること。
「忘食」は食べることを忘れるほどに夢中になること。
孔子が孔子自身の勉学に取り組む姿勢を言った言葉。
「発奮して食を忘る」とも読む。
「発奮忘食」とも書く。
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「発」 ①矢を放つ。たまをうつ。
②はじめて外に現れる。出す。おこる。
「憤」 ①不平・いかりをいだく。いきどおる。いきどおり。
②激する。ふるいたつ。
「忘」 思い出せなくなる。記憶がなくなる。
「食」 ①口から食べ物をとり入れる。くう。くらう。たべる。また、たべるもの。
②生活の基礎としての食を得る。禄(ろく)をはむ。
「発憤」
これから大いに励もうと精神をふるいおこすこと。
「忘食」
食事をとることを忘れる。 寝食を忘れて熱中する意。
「発憤忘食」
これから大いに励もうと精神をふるいおこすこと。
食事をとることを忘れる。 寝食を忘れて熱中する意。
おおいに励もうと思い、
食事をすることを忘れるほど、
一つのことに熱中すること。
今やるべきことに
熱中し過ぎて
食事をすることを
忘れてしまっていること。
時間が、
どのくらい経っているのか?
昼なのか、夕方なのか、夜なのか、
朝なのかもわからないくらい、
物事に熱中している、 という
ことなのだと思います。
ある意味、羨ましいような
気もします。
その位の集中力があるのであれば、
どんなことでもできるのではないか、
とも思えます。
しかし、凡人の自分には、
そのくらいの集中力を
持ってはいません。
何か、特別なことを、
成し遂げたいと思えば、
この四字熟語のように、
食事も忘れるほどの
集中力で
頑張りなさい!
と、教えている
のではないでしょうか?
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