「老驥伏櫪」を考える
ろうきふくれき
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老いても昔と同じように大志を抱き続ること。「老驥」は老いた駿馬のこと。
「櫪」はくぬぎの木。床下の横木に使うことから馬屋のこと。
三国志の、曹操の詩の一節で、若い頃に千里を駆けた駿馬が老いて馬屋に伏していても、千里を駆ける志を捨てないということから。
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「老驥」老いた駿馬
「伏櫪」馬屋に伏す
老いた駿馬が馬屋に伏しても、
千里を駆け抜ける志を捨てないということ。
志を捨てないということは、どこにも書いていないですね。
老いた駿馬 → 今は老いてはいるが、若い頃は俊敏に走っていた。
馬屋に伏す → 馬屋に伏しても、千里を駆け抜けたいという志を、捨ててはいない。
というように、書いてある以上に意味が多くあることを察しなければならない、四字熟語なのだろうと思います。
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