ランドセル
桜が散るこの時期
変わる環境に騒ぎ立てる人々に
綺麗なカラフルなランドセルを背負う
年下という存在に目を輝かせる馴染み始めたランドセル
最高学年という単語に胸を躍らせる傷がついているようなランドセルを背負う
そんな子達を見つめながら過去の思い出に浸りたかった。
浸る思い出思い出ほとんどがろくな過去では無い
そしてほとんどを思い出すことが出来ない。
確かに培ってきた友情も持っているはずのランドセルも
ぼんやりと思い出せるけど確証が持てない。
どんな小学生時代を歩んできたのか知りたい。
こうやって過去を思い出せないという事実が私苦しめ終わりへと導く。
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