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【日本百名山挑戦記 #1】蓼科山

こんにちは.ice macaroonsです!
今回から登頂した日本百名山の記録を残していきたいと思います.

noteの記事は思い立ったときに書いていますので,登頂した順番と記事を書く順番が前後することがあると思います.基本的にnoteに書き留めた順で記事のナンバリングしていきますので,よろしくお願いします!

蓼科山の基本情報

今回登頂したのは,長野県にある蓼科山 (標高 : 2,531m) です.2023年5月20日の土曜日に登りました.
行程は日帰りで,蓼科山の北方にある7合目登山口から登りました.
ソロ山行ではなく,高校時代からの友人と2人で行動しました.

コースタイムや詳しいルートはYAMAPにログを残しておりますので,そちらもご覧ください.

行程

07:00 7合目駐車場

住んでいる愛知県を午前4時ごろに出発し,中央道を利用して登山口を目指しました.

天気予報では,おおよそ晴れの予報でしたが,伊那谷を北上するにつれて怪しい雲行きに.白樺湖で最後のトイレ休憩をした段階では濃霧に霧雨と,撤退も考えるほどの天候になってしまいました.

登山口まで行けば雲の上に出れるかなと,一縷の望みをかけて登山口へ向かういます.すると思いが通じたのか,登山口の直前で無事に雲の上に出ることができ,青空と蓼科山の山容を見ることができました.
これなら,写真を撮りながらの登山ができそうで一安心しました.

今回の足はロードスター.2人での山行だと,日帰りでトランクいっぱいです.
荷物が乗る四駆がほしい...

駐車場には車がすでに20台弱停まっていました.とはいってもキャパには十分余裕があり,あと30台は余裕で停めることができそうでした.

07:20 登山開始

靴の履き替えや,カメラ類の準備をバタバタと済ませて登山口に向かいます.登山届を書いているうちに,うっすらと霧が出始めてきました.どうやら気温の上昇とともに雲が昇ってきている様子.

友人と少し急ぎ目で行くかなどと話しながら,登山を開始しました.

登山口を目指して登頂開始.いつの間にか雲に飲み込まれていました.

登り始めてしばらくはなだらかな樹林帯を歩いていきます.

うっすらとした靄が漂う新緑の森に朝の太陽が差し込む様子が美しく,ついつい足を止めて,カメラを構えてしまいます.

友人曰くこの光の線を光芒というそうです.
木々の隙間を通り抜けてくる太陽の光が作る光芒が美しい.

雲が昇ってくる前に急いで登ろうと言っていたのに,何度も撮影で足を止めていたので何人かの人に道を譲ることになってしまいました(笑)
ともあれ,きれいな光芒の写真が撮影できたので,大満足です.
写真を撮りながら歩いていると,霧も晴れてきたのでペースを上げて先を急ぐことにしました.

登山口から30分も歩くと,ザレザレした道に変わり,傾斜も急になってきます.最初は余裕ぶっていた僕たちですが,この辺りでは息も上がりがち.

そんな中ふと足を止めて振り返ると,木々の隙間から綺麗な雲海と北アルプスが見えているではありませんか.

雲海の奥に北アルプスが.頂上での景色がますます楽しみになります.

写真を撮るふりをしていったん小休止(笑).撮影に満足したら引き続きいそいそと登っていきました.

最初のチェックポイントである蓼科山荘までは,基本的に森の中を歩いていくため,上記の写真のような背中側以外の方向に眺望はありませんでした.

08:20 蓼科山荘

おおよそ1時間ほど歩いて蓼科山荘に到着です.

蓼科山荘に到着.登山口ぶりの山頂の姿を見ることができました.

先を急ぐため,簡単に写真を撮った後は特に休憩などせず,そのまま山頂を目指すことにしました.

蓼科山荘まで出れば稜線になるので眺望を楽しめるかと思っていたのですがそんなことはなく,しばらくは引き続き木々の間を歩いていきます.

山頂を目指して歩く.

ザレザレという感じだった足元も,山荘を過ぎるとゴツゴツ,ごろごろといった感じに変化し,少し歩きにくくなってきました.
また,木々が日陰を作ってを作ってくれているおかげで岩が湿っており,すべりやすく歩きにくさを助長しています.

滑りやすい足元とこれまでで一番の急な登りに苦戦しながらも,慎重に登っていきました.

山荘を出ておよそ20分ほど歩くと,森林限界を超えたのか一気に眺望が開けました

突然視界が広がります.雲が山荘の手前まで昇ってきていますね.

やっぱり,景色が良いと疲れが吹き飛びます.先ほどまでの疲れを一気に感じなくなりました.

地図を確認すると山頂まではあとわずか.雲海を見ながら,気持ちよく歩いていきました.

蓼科山頂ヒュッテに到着.

景色を眺めながら歩いていると蓼科山頂ヒュッテに到着.山頂はもう目の前です.

08:50 蓼科山登頂

山頂から眺める御嶽山.

登山開始からおよそ1時間30分ほどで,無事蓼科山に登頂
目論見通り,雲が昇ってくる前に山頂まで上がってこれました.

山頂からはきれいに雲海が広がっている様子を眺めることができ,日本三大アルプスや御嶽山が雲海から頭を出している様子も見ることができました.

山頂の様子.

蓼科山の山頂は,ごろごろした岩々がなだらかに広がる独特の地形でした.

お腹もすいてきたので,北アルプス方面が良く見える場所で食事をとることにします.

どら焼きでエネルギー補給.

雲海を眼下に眺めながらのモーニングは,最高でした!
自分の足で登った人だけが味わえるこの時間を,存分に満喫しました!

コーヒーも飲み終わったので片付けているうちにも,どんどん雲が昇ってきており,僕たちが山頂を後にする頃にはアルプスや御嶽山はもう見えなくなってしまいました.

気温の上昇とともに雲がどんどん昇ってきました.

やっぱり登山はなるはやに限りますね.ぎりぎり間に合ってよかったです.

山頂におよそ1時間30分ほど滞在し,下山を開始することにしました.

10:15 下山開始

この時間になってくると,多くの方々とすれ違うようになってきます.
山頂から蓼科山荘の間の区間は歩きにくい場所ですので,登りの方に道を譲りながらの下山になります.

蓼科山荘も雲に飲み込まれそうですね.

降りては譲って,降りては譲ってを繰り返しながらゆっくりと降りていきます.

蓼科山荘を過ぎると,次第に雲に飲み込まれた森の中に入っていきます.

霧が立ち込める森をゆく.

苔むした森に霧が立ち込める様子は,なかなか幻想的でした.
朝の薄い霧に光が差し込む森とはまた異なる表情を見ることができます.

倒木,緑の地面,霧

登りとは反対に,標高を下げるにしたがってどんどん歩きやすくなっていく登山道を進みます.

朝の靄に光が差し込む森,山頂の雲海,霧が立ち込める神秘的な景色と,行きも帰りも飽きる暇もない楽しい山歩きとなりました.

11:40 登山口到着

そして下りもおよそ1時間30分ほど歩いて,無事下山完了です.

お疲れさまでした.

行動時間はおよそ3時間といったところでしょうか.
少々歩きにくい区間はあるものの,全体的によく整備されており目立った危険個所はありませんでした.

下山後の温泉

最後に少しおまけです.

さて,下山した後の定番と言えば,温泉ではないでしょうか?
自宅に帰るまでの安全運転のためにも,汗と疲れを流してさっぱりしたいものです.

ということで,この日も下山後すぐに近くの日帰り温泉を利用しました.

今回利用したのは,「白樺湖温泉 すずらんの湯」です.

入浴料は700円.露天風呂や広い休憩所も利用することができ,おすすめできる温泉でした.なにより館内が全体的に広めで,ゆったりできるのがとても良かったです.

終わりに

今回は,日本百名山の1座目として長野県の蓼科山に登った記録を残してみました.
お手軽に標高2,500mからの絶景を眺めることができつつ,しっかり登山をした満足感も得られるとても良い山でした!
皆様の山行の参考になれば幸いです.

2座目には恵那山に登ったので,その記録へのリンクも掲載しておきます!

以上,ice macaroonsからでした.参考になったよという方は,noteのいいね,YouTubeのチャンネル登録やinstagramのいいねでリアクション頂けると嬉しいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!

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