映画村の思い出(行ったことはない)
朝ドラの舞台が映画村らしい。
小学6年の頃、
必殺仕事人にどハマりしていた。
父の影響だ。
毎週必ず視ていたから。
秀さんと、田中様が好きだった。
映画に行く事が叶わなかった私は
行ってきた友達からパンフレットを借りた。
今でもそうだが【グッズ大好き】で
パンフレットの後ろに載っていた
仕事人のロゴの入った小銭入れが
とてもとてもとてもとても欲しかった。
今でもそうだが常識のない私は
恐ろしいことに
『この財布が欲しいです』と書いた手紙と
【代金分だけ】の【定額小為替】を
映画村に送った……………
恥ずかしい
_(:3 」∠)_
小学生が定額小為替なるものを
何故知っていたか。
これは当時の趣味のおかげである。
当時の趣味
同世代の方なら知ってる方もいるかもしれない。
【切手集め】
今でもあるのか知らないけど
当時、会員になると
毎月柄毎に纏めた外国の使用済み切手を
5枚1組を1シートとし、
5シート送られてくる。
その中から欲しい物を抜き取り、
不要なシートと買い取るシート分の
定額小為替を買い、
同封して返送するサービスがあったのだ。
私の記憶が確かなら
1シート¥300くらいだったと思う。
なので、郵便で現金を送るのは
ダメだけど、これはお金の代わりになる。
と知っていたのだ。
とは言え、パンフレットにその方法で
通販出来るとは書いてなかったと思う。
今なら通販もとても身近なモノになったし
普通に買えるかも知れない。
が、時は昭和50年後半
一方的に、そして返送用の切手も封筒も
何も用意せず
商品代だけを送りつけたのだ。
_(:3 」∠)_
恐ろしい子‼︎
どう書いたのか全く覚えていない。
字も汚いのは自覚あるし
もう『映画村』と見聞きするだけで
思い出し恥ずかしくなる……
そして
希望の財布は本当に送られて来た。
当時はただただ嬉しくて
愛用していた。
今ならせめて電話やメールで
確認して了解を取るとかした後
返送用の用意もする所まで考えるが
時すでに遅し…
あの時、対応してくださつた
映画村の方、本当にありがとうございました。
ポストの中の封筒を見つけた時の喜びは
今でも煌めいています。
そして勝手を言ってすみませんでした。
失礼へのお詫びと、心からの感謝を
40年近く
ずっと抱きしめて生きております。
本当にありがとうございました。