Amazonが2020年内に4カ所のFCを新規開設☆Amazon Roboticsも2カ所に設置・・勢いがとまらない
Amazonよりニュースリリース
Amazonの勢いが止まりませんね。
何と、2020年内にFC（フルフィルメントセンター）を4カ所オープンするとの発表がありました。
その内、2カ所にはAmazon Robotics （アマゾン ロボティクス）が導入されます。
●PRTIMESより引用
「アマゾン久喜FC（フルフィルメントセンター）」
名称：アマゾン久喜FC
所在地：埼玉県久喜市上清久字桟敷1000番1
延べ床面積：151,501㎡
稼働開始日：2020年8月26日
「アマゾン府中FC（フルフィルメントセンター）」
名称：アマゾン府中FC
所在地：東京都府中市四谷5丁目23-62
延べ床面積： 31,157㎡
稼働開始日： 2020年10月7日
「アマゾン坂戸FC（フルフィルメントセンター）」
名称：アマゾン坂戸FC
所在地：埼玉県坂戸市西インター1丁目
延べ床面積： 77,795 ㎡
稼働開始日： 2020年10月28日
特徴：Amazon Robotics （アマゾン ロボティクス）導入拠点
「アマゾン上尾FC（フルフィルメントセンター）」
名称：アマゾン上尾FC
所在地：埼玉県上尾市堤崎字前谷、中新井字前
延べ床面積： 91,245 ㎡
稼働開始日： 2020年10月28日
特徴：Amazon Robotics （アマゾン ロボティクス）導入拠点
埼玉県に3カ所、東京都に1カ所になります。
埼玉県には、2019年に川口市にオープンしており、これで合計7つのＦＣが稼働することになります。
（川口市・川越市・比企郡川島町・狭山市＋久喜市・坂戸市・上尾市）
しかも、そのうち3箇所にAmazon Roboticsが導入されている訳ですから凄いですね。
前職でAmazonの仕事にも間接的に係わっていたときに、たくさん関東にＦＣを作るとの情報は得ていました。
退職後、本当に実現したわけですね。
アマゾン ロボティクス・・・
Amazonロボティクスが最初に国内で導入されたのは、神奈川県川崎市です。
多摩川沿いに物流センターはあります。
2016年になります。
その後、2019年に大阪府茨木市・川口市に導入されたことになります。
Amazon Roboticsにより、延べ床面積が少なくなりましたね。
マジック（マルチシャトル）だけが入っている小田原のセンターが20万㎡です。
（日本国内でのAmazonの最大のセンターです）
それがAmazon Roboticsが入っているセンターは、以下のように小スペースになりますね。
・2016年12月 川崎 4．0万㎡
・2019年4月 茨木 6．4万㎡
・2019年9月 川口 4．2万㎡
・2020年10月 坂戸 7．8㎡
・2020年10月 上尾 9．1㎡
2020年10月にオープンするAmazon Roboticsが導入されない久喜が15．2万㎡ですから妙実ですね。
これで益々Amazonの一人勝ちのような情勢になりそうですね。
Amazon Roboticsniについては、以前書いた以下の記事を参照して下さい。
『ルンバ型ロボット？アマゾンロボティクス登場・・・競合も各社参入』
マーケットプレイスの対応も拡充
今回の新規センター稼働により、第三者の販売者事業者が商品を販売することができるAmazonマーケットプレイスに出品する販売事業者にも、より幅広いビジネスチャンスを提供することが可能となるようです。
益々、Amazonの勝ちっぷりが広がります。
私も以前はよくマーケットプレイスで読んだ本を出品して処分していました。
Amazonで商品を注文すると、自分が知らないうちにマーケットプレイスの商品を購入したことを後で知ることがあります。
別に不都合ではないですが、それだけ巧みなシステムに仕上がっているということです。
MonotaROもラックルを導入
日本企業も頑張っています。
同時期のニュースリリースで、MonotaROが兵庫県に新センターをオープンする発表がありました。
2020年になりますが、MonotaROとしては今まで最大規模であった茨城県のセンターを抜く規模になります。
日立製作所が元請けのため、同じ日立グループのラックル（ＡＧＶ）を使用するのは必然的な流れです。
日立の担当の方は、私もよく知っている方なので頑張ってほしいですね。
どんなセンターになるか？楽しみです。見学させてくれないかな・・・
本当はもっと楽天に頑張ってほしいのですが・・・
参考までに、楽天の以前の記事も読んでみてくださいね。
『ネット通販・・外資の代表がAmazonなら、日本の代表楽天の物流センターは如何に？』
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