ビッグコミックスピリッツ連載『あさひなぐ』が連載終了・・なぎなたの普及に貢献
ビッグコミックスピリッツに9年半にわたって連載されていた『あさひなぐ』が、2020年第41号(9月7日発売)を最後に終了しました。
作者のこざき亜衣さんには、まずは長年お疲れ様でしたと言いたいですね。
コミック本も33巻まで発売されて、9月30日発売の34巻目で完結となります。
連載当初のあさひなぐの印象
連載が始まった時・・・一番最初に感じたことは?
『何故、なぎなたなの?』
この自問自答については、連載が始まってしばらく続くことになります。
「なぎなた」っていうと、時代劇でお女中方がしている格好がイメージされるだけで、とても武道?と感じがしないかったからです。
でも、連盟があるほどの活動をされている事実を知るわけです。
競技人口は6万にほどとのことです。
連載が進むにつられ、主人公旭の成長とともになぎなたの魅力もわかってきたわけです。
主人公の舞台である「二ツ坂高校」内の人間関係や各ライバル高との関係を踏まえて、ストーリーも魅力あるものでした。
いつしか、私もすっかりあさひなぐファンになっていました。
乃木坂が主役で舞台や映画にもなる
乃木坂メンバーが出演して、2017年には映画や舞台にもなりました。
特に、映画で主人公「東島旭」役をした西野七瀬さんがはまり役でした。
漫画さながらの雰囲気がでていましたね。
2017年当時は、まだ私は映画館でそれほどみる人ではなかったので、映画は観ていません。
今思うと、観てみたかったなとは思います。
なぎなたをやる若い人がじわりじわりと増えている・・・
漫画、映画の影響で競技人口が増えていく・・・
よくあることですね。
大坂なおみ選手の活躍で、テニスの競技人口が増える・・・
自然流れです。
では、なぎなたはどうか?
こんな動画が作成されていることを発見しました。
「今、若者に人気の武道!?「なぎなた」 Vol.3 演技競技とリズムなぎなた 2018/10/15 Mon.」
2018年に神奈川県立体育センターが製作した動画です。
乃木坂メンバーのあなひなぐ映画や舞台の後の時期にアップされています。
やはり、乃木坂効果があったと言えますね。
なぎなたのまち長崎県松浦市がクラウドファンディング
ビッグコミックスピリッツ第41号の裏表紙にこんな記事が載っていました。
『全国の高等学校なぎなた部員支援に!クラウドファンディング実施』
長崎県松浦市がなぎなたのまちとして魅力発信を行っています。
令和2年度のインターハイなぎなた競技開催地でもあったようです。
当然、コロナの影響で実施できていません。
そのため、ふるさと納税を活用してのクラウドファンディングを実施して、全国のなぎなた部員へインターハイの思い出代わりに特別な品を製作して届けるプランです。
こういうこともとても大切な取組みですね。
私も微力ながら、素敵な思い出を頂いた恩返しとして協力したいと思います。
9月20日現在、目標金額1,000万円に対してまだ100万ちょっとの状況です。
ご協力頂ければ幸いです。