FUTARI7のコピー

【連載小説】ふたり。(7) - side K / J

前話

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

6月8日 17:13 - 澤井邸・リビング


「もうすっかり梅雨ね」

キッチンに立つ母が独りごちる。

外は雨。

今日は、愛しのじゅんちゃんを夕食会に呼んでいる。

「愛しの」というのは、私の胸のうちだけにしまってある。
両親にも、本人にも伝えてはいない。

ああ、じゅんちゃん。久しぶりに会えるんだね。2週間ぶりだよ。先週は私の具合が悪くて寝ちゃってたから会えなかったけど…でも、あいにくの天気だね。

何もこんな雨の日に、こんな遠くまで来てくれなくても。日を改めようか。そう連絡したけど、彼女は約束だからと言って聞かなかった。お母さんのお料理食べるのも楽しみだし!と、元気いっぱいのメッセージをくれた。

そこまでしてウチに来たいとか、幸せで飛んでいきそうなんですけど…
おっと、ここは自分の部屋じゃなかった。うっかりニヤニヤしちゃダメだ。

「なあに?そんなに楽しみ?」

母に聞かれた私はビクッとしてしまった。

「えっ…?なんのこと?」

本気でわかってないような素振りをする。

「ふふっ、今日は久しぶりに、かおの好物だもんねー。ほら。」

母はそう言うと、両手に握った長芋を自分の両耳に当てがってみせた。

「あっ…。ありがとう。」

母に長芋のバター醤油焼きをリクエストしていたのを忘れていた。
ホッとした。

親には、いや親だからこそ、知られたくない。男の子より、女の子のほうが好きだということは。

それにしても、自分の好物を好きな人と一緒に食べられるなんて、今日はとことんついているみたいだ。

昔、自分でも材料を買って作ってみたことがある。でも長芋の皮を剥いたり切ったりしているうちに手が痒くてたまらなくなった。
食べる分には美味しく、消化にもいいので好きなのだが、下ごしらえとして長芋にお湯をかけ、手を酢水で洗って薄手のゴム手袋をつけて…と随分手間がかかる。

わざわざ作ってくれる母に感謝しつつ、幸せの大義名分ができたことに一安心した。そう、私は今日、夕食が楽しみなだけの女。

じゅんちゃんの舌にも合うかな。もしおいしそうに食べてくれたら、次は私が作ってあげよう。

妄想していると、待望のインターホンが鳴った。
私はソファからすっと立ち上がり、キッチンの横にあるドアホンのモニターへと足を運ぶ。

そこには、愛する人がずぶ濡れで立っていた。
私は焦る。

「タオル!バスタオル!」

慌てて洗面所から大きめのバスタオルを数枚かっさらい、玄関に向かう。私はなんて気の利かない女なんだろう。浮かれすぎて、しかるべき準備もしてないなんて。

私はタオルの山を抱えて玄関のスリッパを履き、ドアを開けた。
雨足は想定より強く、随分外気が涼しい。我が家は幸か不幸か気密性が高く、引きこもっていると屋外の環境変化にも疎くなってしまう。

「あ、かおちゃん。ごめん、雨強くなってきて…」

困ったような顔のじゅんちゃんも可愛い…
じゃなくて、

「じゅんちゃん、あの、これで拭いて」

本当は雨に濡れた子犬のような彼女をタオル越しに抱きしめたかったが、その衝動をどうにか抑えてタオルを差し出した。

「ありがとう。もう、靴下の中まで濡れちゃって」

私は生唾を飲み込んだ。
夏の制服である白い半袖のブラウスからも紺のスカートからも雫が滴り落ちている。

「あっ、あのじゅんちゃん。風邪ひいちゃうからさ。お風呂。ははははいらない?」

私は思い切って彼女に伝えた。愛の告白でもなんでもないのに緊張するなんて。だが、お風呂となるとやっぱり話は別だと思い直した。

「あっ…借りてもよければ。中までは濡れてないし」

中ってなんの中ですか???いやそんなことより、早くしないと愛しの彼女が本当に風邪を引いてしまう。

「うん、制服、ドライヤーで乾かしとくから」

私はじゅんちゃんに服の上から体を拭いてもらい、家の中に招き入れた。
明日は土曜日。改めて訊いたが部活も予定も特にないそうだ。そう聞いて夕食に誘ったんだけど。ついでにお風呂くらい、大丈夫だよね、たぶん。

母がキッチンの火を止めて玄関まで出てきていた。

「あららぁ、大空さんびっしょりじゃない」

「大丈夫です、バスタオルお借りしました」

「お母さん、…お風呂沸かしていい?」

「はいお風呂ね、雨だからこんなこともあるかと思って、さっき沸かしといたから。よかったら、すぐ入ってね」

「あっ、ありがとうございます」

この抜かりのなさ、さすが我が母だ。

母がじゅんちゃんを浴室まで案内し、私はサイズの近い母のスウェットを着替えとして準備する。
脱衣所で着替えを手渡す。
あらぬ想像をしてしまい、ドキドキしながら彼女に言う。

「これ、着替え。制服が乾くまでの。」

「わっ、ありがとう、ごめんね何から何まで」

「制服、こっちのカゴに入れといてね」

平静を装って平板な言い方になってしまったことを悔やみながら、脱衣所のドアを閉める。

大きなため息。
その場から動けない。いや、動きたくない。
ドアの向こう側から衣擦れの音が聞こえてくる。

ダメよ、何意識してるの薫子。大空さんは大切なオトモダチでしょう?
関係を壊してはならないわ。

私の中の誰かが私を咎める。
胸が苦しい。
もはや発作一歩前だ。

病院で教わった通り、ゆっくりと深呼吸をする。
4秒で息を吸って、7秒止めて、8秒かけて吐く。繰り返す。
だんだん落ち着いてきたところで、ドアの奥からシャワーの音が聞こえてきた。
そっとドアを開け、テキパキと制服と靴下、予備のドライヤーを手に取る。

どこで乾かそう。
自分の部屋で…。
いやダメだ、さすがに不自然だ。

行き場をなくした私は、とりあえずリビングへ向かった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

6月8日 17:56 - 澤井邸・脱衣所


ドライヤーを借りて、髪を乾かす。

はあ〜。いいお湯だった。久々にゆっくり浸かっちゃった。

最近暑かったから、家ではシャワーばっかだったもんな。
雨降ると涼しいのはいいけど、降られて濡れたら意外と冷えるんだよね。

にしても、かおちゃん家はお風呂も広くて綺麗だな。つい堪能させてもらいました。

下着まで濡れてなくて助かった。さすがに借りるのとかは無理だし…

わたしは借りたスウェットを着ると、裸足でかおちゃん家のリビングの方へ向かった。

「すいません。お湯、いただきました」

わたしはお礼を言って頭を下げる。

「いいのよ〜。ご飯、もうちょっと待ってね」

お母さんがキッチンから優しく声をかけてくれた。美味しそうな香りが鼻をくすぐる。

かおちゃんは、リビング横の和室で、わたしの制服と靴下を吊るし、ドライヤーで熱心に乾かしてくれていた。
職人さんみたい、と思った。
写真でもなんでも、熱中するのはかおちゃんらしいや。

「あ、じゅんちゃん、大丈夫?温まった?」

手を止めたかおちゃんが、背中を丸めてテテテと駆け寄ってくる。そんなに背の高い方じゃないわたしが見下ろしてしまうくらいちっちゃなかおちゃんを見ると、つい表情が緩んでしまう。

「もう最高の湯加減でしたわ。毎日入りに来たいくらいね」

「まっ…。またまたあ」

適当にボケるわたしに、照れながらツッコミを入れるかおちゃん。こんな風に話せるようになったのも、野木氏からかおちゃんの連絡先を教わったおかげだと思う。

わたし達は相変わらずほとんど毎日LINEでやりとりしている。例えば、好きな映画や音楽、写真家に、お笑いの話とか。お見合いみたいだけど、これはもっと仲を深めていくための、プロファイリングだ。
わたし達はふたりともSNSをやっていない。お互いが一歩ずつ歩み寄っていくのがちょうどいいんだと思う。

会うのは毎週金曜と決めた。その週の学校のプリントをまとめて届けて、かおちゃんの調子が良ければおしゃべり。やっぱり直接会って話したほうがお互いのこと分かると思う。

わたし達は並んでソファに座った。
目の前に大きなテレビ。音量は小さいけどはっきり聞こえる。窓の向こうから聞こえる雨音が心地良い。

「部活、どう?」

伏し目がちのかおちゃんからクエスチョン。

「楽しいよ!こないだの休みは、新聞部と一緒に高体連の取材だったし、こないだはフィルムの現像やってみたりとか」

「さすがじゅんちゃんだね」

「いやいや、先輩達の方が全然」

先輩達とは、わたし以外の写真部員のこと。つい先月入部したわたしにとっては、学年に関係なく、みんなわたしの先輩だ。それでも、かおちゃんから技術や心得、参考になるホームページなんかを教わったおかげで、なんとかついていけている。

「今、1年生が一人だけなんだよね〜、野木氏の妹のななちゃん」

「そうなんだね」

反応が薄い。
これは、ななちゃんがかおちゃんの写真に憧れてるって話はしない方がいいな、と。

「来年までに部員集めるよ。せっかく入った部活無くなっちゃわないように」

「うん…」

張り切って見せたけど、やっぱり反応が薄い。
かおちゃんにはトラウマがあるせいか、写真部自体にそこまで思い入れはないみたい。写真を撮ること自体が好きなんだ。こういうことも、顔を合わせて話すことで少しずつ分かっていく。

ふと、テレビCMが目に入る。映画のロードショーの告知だった。だいぶ先だけど、わたしの好きなアニメ映画が地上波初放送らしい。

この映画、好きなんだよね」

「ジブリ?」

「元ジブリの人が、新しくスタジオ作ったんだって」

「へえ、確かに雰囲気が今っぽいね」

かおちゃんの目は確かだ。審美眼っていうのかな?
普段から無意識にいろんなものをよく見てるのかも、と思った。

「主題歌がセカオワでね」

「セカオワか、いいよね」

少し食いついた。じゃあ、この話はどうかな。

「こないだ、昼の放送でこれの歌流れた時、わたし泣いちゃった」

「いい曲なんだね」

「RAINって歌でね。曲紹介の前の話も良かったんだよ。放送部の人が話すんだけど」

「そんなのあったっけ?」

「うーん、去年はどうだったかな。最近はそんな感じなんだ。かわいい声の女子でさ。雨の日の思い出、みたいな話で、それが歌詞とうまくハマってて…」

目を伏せていたかおちゃんが、こっちを覗き込んでいた。

「その話、もっと聞かせて?」

キラキラした瞳と、小動物みたいな表情。うーん、やっぱかわいい。よく見たら顔立ちも整ってるし、メイクとかちゃんとしたら、男子がほっとかないよ。

「えーっとね。雨の日に友達と一緒に帰ったって言ってた。中学生の頃だね。傘忘れた友達と相合傘で。でも、忙しくなって連絡取れなくなったんだって」

見たこともないくらい真剣な顔でわたしの話を聴くかおちゃん。どこでスイッチ入ったの?

「えーっと…それで、雨の日になると友達を思い出すって。そう、そんな話だったかな」

かおちゃんは、目をぱちくりさせながら、何か考えていた。
きっと、昔似たような経験があったんだろうな。そんな話も、これからゆっくり聞いていけたらいいな。

「ありがとう。」

「うん、確かそんな話だったよ。その後のセカオワは反則だった」

「そっか。ユーチューブとかで聴ける?」

「どうだろ。探してみようか」

「おふたりさーん、もうすぐできるから、手伝ってくれる?」

お母さんがわたし達を呼ぶ。

「あっ…はーい、手伝いまーす」

わたしはソファから立ち上がり、キッチンに入らせてもらう。かおちゃんも、何か思い出している様子で、あとからついてきた。

美味しそう。
わたし達は料理を盛り付ける。炊きたてのご飯と、豆腐のお味噌汁。生姜焼き、キャベツ、そしてこれは、山芋?の炒めものかな。一見普通だけど、体に優しそうで、うちの食卓より手が込んでいる気がする。いいなあ。
早く食べたい。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

6月8日 18:31 - 澤井邸・ダイニング


「ごちそうさまでしたっ。」

じゅんちゃんは、食べるのが早い。お腹空いてたんだね。私の好物も美味しそうに食べていた。私達、味の好み合うかもね。

私は昔から食べるのが遅い。
まだ食器に半分は残っている。
薬の副作用で食欲は増えた時期があって、体重は随分増えたけど、食事のスピードは変わっていない。

それに加えて、さっきのじゅんちゃんの話を聞いてから、記憶の引き出しがガチャガチャと、一度にたくさん開き出して、頭が混乱している。
口の中でとろけるはずの長芋が、ちょっと喉を通りづらくて、いつもより食が進まないくらいだ。

「あっ。かおちゃん、ゆっくり食べてね?」

じゅんちゃんが気遣ってくれる。結婚したい。
いかん、またよこしまなことを。

「おいしかったです。うちとちがって」

母のフォローも忘れない。なんて立ち回りが上手いんだろう。やっぱり結婚したい。

「お世辞はいいのよ。今日は張り切って作ったの。この子が友達呼ぶなんて、めったにないんだから」

「いえいえ。うちだと半額惣菜ばっかなんで」

「あら、半額惣菜はいいのよ〜。あたしもこの子産んでからよく買ってるし」

「ふふっ」

なんで母は余計なことまで言うんだろう。本当のことではあるけど。

「お皿、下げますね」

「いいのよ、そのままで。ありがとう」

「じゃあ、かおちゃん。着替えてくるね」

着替えるってナニにですか?
いやいや制服しかないでしょうが。
今日の私はいろんな刺激に晒されすぎてちょっと思考のタガが外れてきている。じゅんちゃんといると大体そうだ。部屋で2人きりになったりしたらと思うと、自分を抑えられなくなりそうで恐ろしい。

「…おいしくない?」

母が訊く。
当然だ。
母から見れば、楽しみにしてたというのに、いつも以上に食が進んでいないのだから。

「ううん…ちょっと、疲れたかも」

母も食べ終わっていて、じっと私を見つめる。
親とはいえ、見つめられるのは苦手だ。

「あの子が言ってくれた通り、ゆっくりでいいから食べなさいね」

そう言って母は、空いた食器を片付け始めた。

独り、思い出す。

かわいい声。中学生の頃。相合傘。忙しくなって連絡してない。

頭の中に、中3の雨の日と、ひとりの女の子が浮かぶ。

あかりん。早坂あかりちゃん。

同じ高校に受かったと、電話で聞いたきりだ。

もしかしたら、入学してすぐの頃にどこかで会ったのかもしれないけど、1ヶ月間緊張しっぱなしで覚えていない。

私が学校に行かなくなってから、ほとんど誰とも連絡していない。電話にも出ず、LINEが来ても開かなかった。
スマホは3ヶ月ほどで静かになった。


あれは、恋じゃなかった。

ドキドキしてたわけじゃない。
変な気持ちにもなってない。
深いところで分かり合える、心の友っていうか、ほっとする感じ。

恋じゃなかった。


「かおちゃん着替えたよ。ありがとね」

私の恋する人は今ここにいる。

「遅くなったけど、これ今週分のプリントね」

「うん、ありがとう」

「今月、テストだね」

「そっか…前期の中間か」

中学校まで3学期制だったから、未だに慣れない。
うちの高校は2学期制で、夏休みが3週間、冬休みも3週間、間に秋休みが1週間ある。もっとも、入学してすぐに不登校になった私は、まだどの恩恵も受けていない。
不登校生にも保健室でテストを受ける権利があ流。私はテストを受けたおかげでとりあえず進級だけはできた。何人か私と同じように試験を受ける生徒を見かけたことがある。特待生のような扱いの生徒は何人かいるらしい。学校の評判を落としたくなくて必死なのかもしれない。
などと考えている場合ではない。教科書と、じゅんちゃんの持ってきてくれたプリントで勉強して、またテストのために学校に行かないと。

「じゃあ、そろそろ帰るね」

あれっ、もう帰っちゃうの…?
そうか、テスト勉強しないといけないよね。

「大空さん、車出すから乗って行って」

「えっ!いえそんな、申し訳ないです」

「わざわざ来てくれたんだから、これくらいは」

「えっと…あの、〇〇駅あたりまで行かないと…」

「あら、その辺なら分かるわよ、時々買い物行くし。まだ雨も降ってるから、ね?」

「すっ…すいません〜」

母に押し切られて、じゅんちゃんが深々頭を下げる。また雨に濡れたら大変だし、ぜひ乗って帰って欲しい。

「じゃあ、かお。鍵は閉めて行くから。よろしくね。お父さん今日も遅くなるって言ってたからね」

「わかった…」

「お世話になります。バイバイね。」

小さく手を振る彼女に、私も小さく手を振り返した。


玄関のドアが開くと、雨音のボリュームが上がった。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

夕飯の残りを口に運びながら、独りこの数時間を反芻する。

雨、お風呂、昔話。

なんてことはない日常なんだと思うけど、感情はめまぐるしく乱高下した。今は、充実感のような、寂しさのような、よくわからない気持ちになっている。

食事を終え、しばらくぼうっとテレビを眺める。


携帯が振動した。

え?
じゅんちゃん、どうかしたのかな?


ところが、スマホに表示されていたのは、LINEの通知ではなく、SMS。ショートメールだった。


早坂 あかり:おひさしぶりです。体調、どう?


私の鼓動は跳ね上がった。


(つづく)

次話

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

第7話あとがき

連載小説らしく、少し話を引っ張ってみます。
私自身モヤモヤしてます。

今回、時間軸において地味に重要なシフトチェンジをしました。
6月8日を金曜日として描いていたり、ある映画をタイムリーなものとして扱ったりしました。このエピソードでは便宜上、暦を2018年の設定にしています。これまでのエピソードではあえて暦をぼかしていました。
(ちなみに、2018年の梅雨入りは近畿、東海、関東地方で6月6日と、平年より数日早かったようです)

というのも、13girlsおよび13girls2のキャラクターはリアルの経年とともに歳をとらず、進級もしません。ふわっと「舞台は現代日本のどこか」とだけ設定しており、世界観の余白を残すことで、企画参加者に自由度を与える方針をとっています。
物語はあくまで「並行世界のワンシーン」と考えています。要はサザエさん時空です。
未来の話(受験、大学、社会人などキャラが成長した姿)について、独立した一つの世界線のエピソードとして描くことはアリです。

上記文言は利用規約にも「世界観」として追記致しました。(もし未来の話とかご自由に作っていただけたら泣いて喜びます)

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