Iccoka #4「マザーズ&ガールズ」稽古日誌 #152


7月なのに、お祭りがなかった。
これは生涯初めてではないか?


お祭りって、都会の人はそう思わないだろうけど、田舎では一大イベント。

僅かなお金を握りしめ、出店を見て回る時のドキドキ感だったり、

いつもの街が活気付いてて、老若男女、めっちゃ笑顔になってたり、

昔の言葉でいう、ハレの日。特別な日だ。



今は、都会も田舎もハレの日だらけな気がする。

食べ物は何でもあるし、物質も豊かだし、ネットに繋げば、無尽蔵の情報。
どんだけ豊かさを享受しているのか、私たちは?


コロナが起きて、仕事が減ったり、なくなったりと、誰もが影響を受けてるはずだけれど、日々享受している日常は変わらない。

宣言中は、交通機関は本数が減り、会社やお店は多くが休業だったはずなのに、今は元に戻ろうとしている。

その最中の、感染の増加。



生き方や生物の人としての在り方について、何か見落としてるのかもしれない。

出会ってくれて、記事を読んでくれて、ありがとうございます。演劇をやっています、創るのも、立つのもです。良い作品を届けれるよう、日々やって参ります!