Iccoka #4「マザーズ&ガールズ」稽古日誌 #144
コロナの流れを受けて、どこも配信をしている。
賛否両論あるけれど、いろんなものを見れるのは、良いことだと思っているのは、私だけじゃないはず。
特に良いなぁと思うのは、過去作品、それも有名で名前は知ってるけど、観たことがないものが見れること。
太田省吾さんの作品「水の駅」。
これは、こういう作品がありましたよと学んでいて、でも、見れず、どうだったんだ???となっていたけど、
今、実際に見て、逆に新鮮さを感じた。
セリフがなく、動作のみで語られる世界に響く音は、水の音と時折のピアノのみ。
水の音は好きな音だし、身近にある音。
だから、シーンを見たら、自然といろんな想いが想起させられる。
人間の記憶の不思議。
おもしろいと感じる作品は、持っている感情や記憶を呼び起こす。
無性にこういうものに触れたくなるのも、自分の中のじぶんを発掘する為なのかもしれない。
出会ってくれて、記事を読んでくれて、ありがとうございます。演劇をやっています、創るのも、立つのもです。良い作品を届けれるよう、日々やって参ります!