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BAKENEKO DIARY

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飼い猫が交通事故で瀕死の重傷に。安楽死させるべきか、回復を目指して治療するべきか。治療を選択してからも、食道チューブでの給餌、傷の消毒、エサの選び方等、難題に直面する日々。危機を…
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#猫皮下気腫

ー安楽死を宣告された猫との35日間ー 1日目

BAKENEKO DIARY /DAY 1. 事故発生  娘のSを塾に送って、帰ってきた。月曜日の夜7時頃。もうすぐそこが家という交差点を左に曲がると、前の車が減速した。その前に、白の軽自動車が1台停まっている。しかし先には、遠くの方にヤマト運輸のトラックが停車しているだけで、なぜそこで軽が立ち往生しているのかわからない。 軽の運転手さんが降りてきて、前の車の人に話しだした。身振りから、何かをよけたいから、もう少しバックしてくれと言っているようだ。この時はまだ想像していなか

ー安楽死を宣告された猫との35日間ー  18日目

BAKENEKO DIARY /DAY 18. 7年前の“皮下気腫”  ミータはドライのフードも少しずつ食べられるようになってきた(下に食事量記録の写真を載せます)。でもやっぱり、まだ飲み込むのが辛そうだ。チューブを入れているので飲み込みにくいのか、痛いからなのかはわからない。ただ、ゆっくりだが確かに回復しているのを感じる。退院時に比べると起きている時間も増えて、なんとなくだがコミュニケーションが取れるようにもなってきた。  それで最近になってやっと、帰宅した当初、寝てばかり