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BAKENEKO DIARY

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飼い猫が交通事故で瀕死の重傷に。安楽死させるべきか、回復を目指して治療するべきか。治療を選択してからも、食道チューブでの給餌、傷の消毒、エサの選び方等、難題に直面する日々。危機を…
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#あの失敗があったから

ー安楽死を宣告された猫との35日間ー 1日目

BAKENEKO DIARY /DAY 1. 事故発生  娘のSを塾に送って、帰ってきた。月曜日の夜7時頃。もうすぐそこが家という交差点を左に曲がると、前の車が減速した。その前に、白の軽自動車が1台停まっている。しかし先には、遠くの方にヤマト運輸のトラックが停車しているだけで、なぜそこで軽が立ち往生しているのかわからない。 軽の運転手さんが降りてきて、前の車の人に話しだした。身振りから、何かをよけたいから、もう少しバックしてくれと言っているようだ。この時はまだ想像していなか

ー安楽死を宣告された猫との35日間ー  25日目

BAKENEKO DIARY /DAY 25. ロンの“膝ハグ”  事故に遭って以来、初めてひとり(一匹)で、ほぼ一日、留守番をしたミータ。結果から言うと、難なくクリア! と言っても、野良猫出身で決して人にベタベタしない猫なので、ひとりが嫌なわけはないのだが。食道チューブを付けていると、チューブがどこかに引っかかったりしないか、お腹が空いても食べられないし、など心配事が多く長時間の外出はためらっていた。やはりチューブを外してご飯を自分で食べてくれると、世話をする人間の開放感も