ー安楽死を宣告された猫との35日間ー 最終日
BAKENEKO DIARY /DAY 35. 全快⁉のお墨付き
朝起きて、Z動物病院に行く準備をはじめる。お正月をはさんだので、約10日ぶりの診察だ。
娘のSとミータと一緒に病院に着くと、コロナウイルス流行の再拡大で、年末とは待合室の様子少しが変わっていた。お知らせの紙があちこちに貼られている。
「待合室では最小限の人数でお待ちください。診察室に入るのはお一人でお願いします。」
Sも久しぶりに同行したが、車で待たせるべきだろうか。しかし待合室には他に一組しかおらず、