めぞん一刻 アニメ✖️マンガ比較 第二十六話 五代ボー然!響子のヤキモチ大爆発!!
第二十六話 五代ボー然!響子のヤキモチ大爆発!!
アニメおすすめ度 ★★★★★+★
前話で裕作と三鷹、二人からのプロポーズを受けた響子。
同窓生と再開し、再婚の話題が出たために改めて自分の将来について悩み始める。
時を同じくして裕作の部屋に遊びにきたこずえを見て響子はさらに悩みを深めていく。
と、前話のプロポーズを受けた上での一話となるわけですが
とにかく映像の綺麗さが際立つこの物語。
映像の話をする前に触れておきたいのは、響子が再婚について考える『順序』。
あくまで『裕作→三鷹』の順に考えているところから考えると『結婚する優先度的に裕作の方が上』と取れるのかな、と。
それを考慮すると25話における三鷹からのプロポーズに対しての感情は「他に気になる人がいるから曖昧にしたい」ととるのが自然なのかな、と思うわけです。
なので「アホッアホッ」って演出は、といったところ。
(詳しくは前話の分を見てくださいな)
さて、改めて今回の話。
好きなシーン山盛りな今回なのですが、中でも最高なのが『響子の怒り』を光景として描くところ。
まずはパチンコ屋でのシーン。
響子がパチンコ台のハンドルを握り締めてひねっている手の力の入り方がよく出ているのがこわくてよい。
そして結果、大フィーバーしているのに目の色一つ変えない響子。
響子のリアクションを抜きにした「当たっている」の表現を周りのザワザワとした声と玉が流れていく映像で描き出す。
かっこいいっす・・・。
あとなんと言ってもラストシーン。
缶詰をボロボロと落としながら歩く響子。
現実では人が持てる缶詰の量と落ちている缶詰の量がおかしなことになっているのですが
その異常な光景は響子の尋常ではない怒りを表しているようで最高なのです。
あと細かい話でどうしても書きたいことをチラッと。
四谷が裕作の部屋の壁を突き破って現れるシーン。
穴から出てくる前の四谷への光のあたり方もかっこいいので必見です。
と、見所たくさんな二十六話でした。(本当はまだある)
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