残酷な決断を迫られる
いっちーさんの日記は「スキ!」率が高く、一定の需要があるんだなーと感じているので、最近は隔日更新ですが、一定の頻度で書くことを意識してます。
一方で、最近始めた「市川智彦のボイスドラマ視聴紀行」の閲覧数がバケモンでして……論より証拠、閲覧数のトップ順を見ていただきましょう。
賢明な諸兄からは「これがどうしたの?」とおっしゃるかもしれませんが、下手すりゃ「たった2日でここまでビュー数が上がってる記事だってザラにある」んです。
今、これと天秤にかけているのは「自分の日記」ではなく、「PBW業界への再進出や再復帰を考えていた少し前の自分」です。
歴史は長いのに、なぜか未成熟なPBW業界
そんな時、不意にお友達の「なせ あたる」さんの記事が目に入ったので、リンクに貼っておきます。
ソースはありませんが、おそらくPBWの遊戯人口は全体的に減っていると思います。つまりは根強く遊んでくださっている世代が上がっているので、自由に使えるお金が多く、結果的に昔との売り上げギャップが少ないという状況になっていると考察します。
これ、10年前の話です。
じゃあ、今は変わったのか?
断言しましょう、絶対に変わってません。
そもそも若年層へのコンテンツアピールしてる運営会社を見たことありますか? つまりは、そういうことなんです。
千葉に引っ越してきても、私は「自分がPBW業界に再復帰なり、自分で打ち立てるなり……とにかくやる!」という気持ちは確かにありましたが、今ではすっかり下火です。萎えました。
トドメを刺す出来事が起こる
それに拍車をかけたのが、10日前に始めた「市川智彦のボイスドラマ視聴紀行」です。
私がご紹介するのは、いわば「同人ボイスドラマ」ですが、その完成度の高さは恐ろしいモノがあります。下手すりゃ、地方FM局でそのまま放送できるクオリティーを保った作品がゴロゴロ出てきます。
私は「これらを世に喧伝するためには、note無料マガジンとして15~20回分の記事を投稿して、とにかくボリュームを出すことが前提条件」と思い、現在は11回分を掲載しています。
私の記事は「ボイスドラマを視聴する人をひとりでも増やすための案内所」として機能させるため、記事内はとにかく褒めちぎります。ひたすらにいいトコ探しをして、それを読んでもらえる文章に昇華し、そこから実際に聞いていただいて、紹介したボイスドラマのビュー数を稼がせることが目的です。
今は一日の半分をコレに費やし、暇さえあれば制作陣や声優さんたちとも交流を育ませていただいてます。紹介数が少なくとも、この記事は「制作陣や声優さんたちを鼓舞し、褒め称える要素も兼ね備えています」ので、クリエイターのモチベーションアップにも寄与してくれます。
たった10日で、自分の世界は変わりました。
良質な作品が膨大すぎるほど生まれているボイスドラマ界隈の作品をネタバレなしで、とにかく褒めちぎるスタイルの丁寧な紹介サイトというのは、まさにブルーオーシャンに生きる市川智彦の真骨頂となったのです。
残酷な決断は迫る
これを書くということは、自分の腹は決まっているんだと思います。
そうでなきゃ、わざわざビュー数のリストなんか出さないだろうし。夢見るお年頃でもないので、その辺は割り切っています。
PBWに関しては可能性があれば協力は惜しみませんが、今現在でいうと自発的にやろうというモチベはかなり下がっています。やりたい気持ちは決してなくなりませんが、自分の中では優先順位が低くなっているのは間違いありません。
逆にボイスドラマの紹介者、いわば「Introducer(イントロデューサー)」として、ボイスドラマの視聴者数・聴取者数の母数を増やして、界隈の裾野を広げていくことには非常に意欲的です。
ハッキリ言うと「今からPBWを広めるよりも、こっちの方が簡単に思えた」んです。ワクワクしますよ、ボイスドラマ界隈の風景を変えられるとしたら、最高じゃないですか!
ま、そういうこっちゃ。
PBW業界は新規顧客の獲得か、クリエイターの定着率を上げないと行く末は見えてるので、そこを今すぐに再整備する行動力があるかを見極めてからでもいいかなと思います。
ボイスドラマの裾野を広げるのは、ワンチャンありますからね!
そのまま跳ねてメジャーな分野になる道筋すら、今はまだわずかですが、確かに光が見える状態に思えます。その踏み台になるのが、この俺だ。
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