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言い付けを守れなくてすみません
№253 今回紹介するお話
今回紹介するのは、亡き父に「男は人前で泣くものではない」と厳しく言われていたので、どんな時も泣くことはしなかったが、自身の結婚式に父にあまりにも似ている弟が父の遺品であるスーツを着ていた姿を見て思わず涙してしまったいう、男性の投稿です。
投稿時期に関して
まとめサイトのコピペより、2010年11月19日の投稿を確認しましたが、違っていたらごめんなさい。
このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。
投稿内容
言い付けを守れなくてすみません
お父さん、「男は人前で泣くものではない」と厳しく言ってましたよね。
だから、お父さんが亡くなる時も通夜でも葬式でも、俺は決して泣かなかったのです。
あの頃、まだ幼稚園児だった弟はもう大学生です。
成長する毎に、顔、声、体格、なぜか仕草まで、「お父さんに生き写し」と誰からも言われるようになりました。
弟が俺の結婚式で着ていたのは、お父さんのスーツでした。
「これ、お父さんの服」と弟に言われるまで、気付きませんでしたが……。
弟はただ、ピッタリだからというだけの理由で着たようです。
しかし、それを知ったが最後、弟にばかり気を取られます。
一瞬、お父さんかと錯覚する程似て見えます。
お父さんに、今日のこの場所にいてほしかった。
そして「育ててくれてありがとう」と言いたかった。
初めてネクタイを締めた弟の姿を見せたかった。
様々な思いが去来する中、俺に「おめでとう」と言った弟の声が、あまりにもお父さんに似過ぎていて涙を堪えきれなくなったのです。
言い付けを守れなくてすみません。
けれど、こればかりはお父さんも許してくれるのではないか、と甘く考えていることも、正直に書いておきます。
YouTube
このお話を元に作られた動画がありましたので、一部を紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。
【2chショート】元銀行員様
さいごに
私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。
しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は いらすとや 様 から頂きました。
最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。
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