でもね、これ、母さんの宝物なんよ

2024年3月2日 16:54

№2　今回紹介するお話

「貧乏でカメラさえ持っていなかった母子だけの家庭。お母さんはカメラが無いかわりに、愛する子供の成長をなんとか残したいと思い、色鉛筆でその様子を描きアルバムにて大切にしていたのですが・・・」

今回紹介するのは、母子家庭で育ったという男性の投稿です。
※投稿時期に関して
まとめサイトのコピペから2012年7月10日を確認しましたが、違っていたらごめんなさい。

このお話をYouTube上でアップされたものがありましたので、併せて紹介していきます。

うちは貧乏な母子家庭で、俺が生まれた時は家にカメラなんてなかった

だから母さんは写真の変わりに色鉛筆で俺の絵を描いて、アルバムにしてたんだ

絵は上手じゃないよ　

ただ、どうにかして形に残したかったようで

ほぼ毎日、赤ん坊の俺を一生懸命描いてたみたいだ　

絵の隣には『キゲンが悪いのかな???』とか

『すやすや眠ってます？』ってコメント付きでね

小学四年生の時、家に遊びに来た友達数人に、そのアルバムを発見された

俺はめちゃくちゃ笑われて、貧乏を馬鹿にされたんだ　

ほんと恥ずかしかった　

だから友達が帰って直ぐに、俺はアルバム三冊をバラバラに破いてゴミ箱に捨てた

パートから帰って来た母さんがそれを見つけて、泣きだした　

破いた理由を言っても、母さんはずっと泣き続けた

翌朝起きると、居間で母さんがゴミ箱から絵の破片を集めてセロハンテープでとめてた

「恥ずかしい思いさせてごめんね。でもね、これ、母さんの宝物なんよ」

申し訳なさそうに言われた

そしたら俺はどうしようもなく涙が溢れてきて　

ごめんなさいごめんなさいって謝った　

今でもその時のこと思い出すと泣けてくる

このお話を元に作られた動画がいくつかありましたので、一部を紹介します。※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。
なお、掲載している画像は　いらすとや様から頂きました。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。