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病室から聞こえてきた歌声


№409 今回紹介するお話

ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や動画サイトに掲載された涙話を「涙が出るほどいい話」として記事にしています。

今回紹介するのは、他界した父親が入院していた時、個室の病室に入ろうとしたら母親の歌声が聞こえてきたという、その時の状況を綴った娘である女性の投稿です。

投稿時期に関して
まとめサイトに掲載されていたコピペより2017年12月2日の投稿を確認しましたが、違っていたらごめんなさい。

このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。

投稿内容

先月父親が他界したのよ

たいぶ長く闘病してたし余命も宣告されてたの

最後の数週は眠ったり起きたり、起きてても薬でボンヤリしてるか、
うめいてるような泣いているような小さな声を漏らすだけで、
ほとんど目も合わず喋らなくてね

元気だった時は気丈で覇気のある、
強き夫強き父って感じの人だったんだけど

そんな時期のある日に見舞いに行き父の病室に入ろうとしたら、
個室な病室の中から歌が聞こえたのよ

扉を少し開けて覗いたら、
母が、父の手を握りながら「浜辺の歌」を歌ってたの
父はグシャグシャに泣いてた

何か部屋には入れなくて、
すぐ扉を閉めて病院の入り口まで戻ったわ

何となく両親て、子にしたら何でも全て知ってる人達な気がしてたけど、
そうでもないんだよなと思い知らされた日だったわ


「浜辺の歌」とは・・・

林古溪作詞、成田為三作曲の歌曲で、2007年には「日本の歌百選」に選定されており、広く愛唱されている叙情歌です。

映画「二十四の瞳」でも扱われ、 修学旅行の船上で、大石先生はクラスで一番歌のうまい女の子・マスノを指名し、マスノは「浜辺の歌」を無伴奏で歌い出すというシーンがありました。

1 あした浜辺をさまよえば 昔のことぞしのばるる
  風の音よ雲のさまよ 寄する波も貝の色も

2 ゆうべ浜辺をもとおれば 昔の人ぞしのばるる
  寄する波よ返す波よ 月の色も星のかげも

3 はやちたちまち波を吹き 赤裳のすそぞぬれひじし
  病みし我は すでにいえて 浜の真砂 まなごいまは

YouTube

このお話を元に作られた動画がありましたので、一部を紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

2chスカッとスレ場


さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。

なお、掲載している画像は いらすとや 様 みんちりえ様から頂いています。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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