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犬の十戒 ~犬からご主人への10のお願い~


№310 今回紹介するお話

今回紹介するのは、あまりにも有名な詩「犬の十戒」です。
この詩を元にした映画「犬と私の10の約束」がありましたね。

この詩に関して調べてみたところ、作者不詳のまま広く世界に伝わっている英文の詩だそうで、日本では「犬の十戒」として知られています。

実は原典があるそうで、ノルウェーのMrit Teigenというブリーダーが犬の買い手に渡している「犬からご主人への11のお願い」が元なのだそうです。

ペットとして飼われることとなった犬と人間との望ましい関係を、犬が人間に語りかけるという形式で訴える内容とのことです。
参考 ウイキペディア「犬の十戒」より

この詩を元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。

詩の内容


My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you get along with me.

私の一生はだいたい10年から15年です。あなたと離れるのが一番つらいことです。どうか、私と暮らす前にそのことを覚えておいて欲しいのです。


Give me time to understand what you want of me.

あなたが私に何を求めているのか、私がそれを理解するまで待って欲しいのです。


Place your trust in me- it's crucial to my Well-being.

私を信頼して欲しい、それが私にとってあなたと共に生活できる幸せなのですから。


Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment. You have your work, your entertainment and your friends. I have only you.

私を長い間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないで下さい。あなたには他にやる事があって、楽しみがあって、友達もいるかもしれない。でも、私にはあなたしかいないのです。


Talk to me. Even if I don't understand your words, I understand your voice when it's speaking to me.

時々話しかけて欲しい。言葉は分からなくても、あなたの心は十分私に届いています。


Be aware that however you treat me, I'll never forget it.

あなたがどのように私を扱ったか、私はそれを決して忘れません。


Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.

私を殴ったり、いじめたりする前に覚えておいて欲しいのです。私は鋭い歯であなたを傷つけることができるにもかかわらず、あなたを傷つけないと決めているのです。


Before you scold me for being uncooperative, obstinate, or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I'm not getting the right food or I've been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.

私が言うことを聞かないだとか、頑固だとか、怠けているからといって叱る前に、私が何かで苦しんでいないか気づいて下さい。もしかしたら、食事に問題があるかもしれないし、長い間日に照らされているかもしれない。それとも、もう体が老いて、弱ってきているのかもしれません。


Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.

私が年を取っても、私の世話はして下さい。あなたもまた同じように年を取るのですから。


Go with me on difficult journeys. Never say, "I can't bear to watch it ." or " Let it happen in my absence." Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.

最後のその時まで一緒に側にいて欲しいのです。このようなことは言わないで下さい、「もう見てはいられない。」、「居たたまれない。」などと。あなたが側にいてくれるから最後の日も安らかに逝けるのですから。忘れないで下さい、私は生涯あなたを一番愛しているのです。

※参考 ウイキペディア「犬の十戒」より

※⑩のお願いに関してはよく読むと二つに分かれています。
「犬からご主人への11のお願い」の最後の⑪は「忘れないで下さい、私はあなたを愛しています。」になります。
お願いというよりは犬から「あなた」への誓いです。

YouTube

このお話を元に作られた動画がありましたので紹介します。
※ご紹介する以外にも動画はあるようです。

思い出のゆっくり2ch

さいごに

私のnote記事は営利を目的とはしておりません。
単純に涙した話を皆さんと一緒に共有したいと思い記事にしています。

しかしながら「著作権」などの問題がある場合は削除致しますのでお知らせください。

なお、掲載している画像は いらすとや 様、みんちりえ様から頂いています。

最後までゆっくりお付き合いいただきありがとうございます。


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