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話題になった「涙が出るほどいい話」

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テレビやネット、雑誌、新聞、ニュースなどで話題になったお話や有名人の逸話等をピックアップしました
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#涙活

一粒の豆

№114 今回紹介するお話2ちゃんねるをはじめ、いろいろなところでコピペされている投稿です。 ご主人を交通事故の加害者として亡くし、小学2年生と5歳の息子と一緒に貧しく暮らしていたが、これ以上頑張れなくなった女性は自殺しようと思うも、長男の手紙で思いとどまったというお話です。 ※投稿時期に関して いくどもコピペを繰り返している投稿なのですが、確認した中でもっとも古いものは2006年6月12日でした。 投稿内容の他に、元になったものをみつけましたので、YouTube動画と

天国のアビーへ

№109 今回紹介するお話「大好きな愛犬アビーが病気で亡くなってしまいました。メレディスちゃんはアビーが天国に行ったときに神様がわかってくれるように手紙を書きました。」 今回紹介するのは、亡くなった愛犬の事を大切にして欲しいと神様に手紙を書いた少女のお話です。このことはニュースとなり、世界中でシェアされたそうです。 このニュースを元にしたYouTube動画がありましたので、併せて紹介していきます。 ニュース内容大好きな愛犬を亡くした4才の女の子がいた。彼女は大切な友達

マーチからの手紙

№108 今回紹介するお話2014年8月11日の朝日新聞朝刊の読者投稿欄に掲載されたお話だそうです。 ※期日に関しては間違いはないと思いますが、違っていたらごめんなさい。 6年もの間、乗り続けていたマーチを乗り換えのため手放すことになったのですが、子供たちがなかなか納得してくれない。根気よく説得すると、マーチにお別れの手紙を書き、それを車に忍ばせ自動車販売店に引き渡しました。その9か月後のこと、なんとマーチから手紙が届いたのだそうです。 このお話を元にしたYouTube

貧乏だからバカにされたクラスメイトを助けた宮沢賢治

№107 今回紹介するお話今回紹介するのは、詩人そして童話作家である宮沢賢治の小学生時代の逸話になります。 内容岩手県のある小学校3年生のクラスに、貧しい家の子どもがいました。 ある雪の日のことです。 この男の子はシャツを買ってもらえないため、お姉さんのおさがりの赤い色のシャツを着て、学校に行きました。 すると、まわりの子ども達は、おもしろがって「赤シャツ、赤シャツ」と言って、その男の子をからかいました。 それを止めに入ったのが、ある少年です。 少年は 「君達

強い子

№103 今回紹介するお話経営コンサルタントの福島正伸さんが講演会で話されたもの及び、ご自身の著書「仕事が夢と感動であふれる5つの物語」(きこ書房)のあとがきに書かれているというお話だそうで、重い病気を持って生まれた女の子が大好きなお母さんのために笑顔を見せるという内容です。 おはなしこれはある難病の女の子のおはなしです 女の子は進行性の病気で入院していて 頭や体のあちこちに器具がとりつけられていました 大きな手術が必要でうまくいかなければ 命を落とすこともあるそうで

映画を見たい一念でがんばっていた少女

№92 今回紹介するお話今回紹介するのは、劇場に足を運ぶことのできない末期ガンの10歳の少女の願いに応えて、ピクサーのスタッフが「カールじいさんの空飛ぶ家」20009年5月29日 全米公開)のDVDを持参し少女の自宅で特別上映会を行い、少女は映画を見た直後に亡くなったというお話です。 内容※お断り 下記は※映画.com  2009年6月22日 12:00掲載の記事より転載致しました。 劇場に足を運ぶことのできない末期ガンの10歳の少女の願いに応えて、アニメーションスタジ

天国のあなたへ

№79 今回紹介するお話今回紹介するのは、秋田県の桜や紅葉の名所「きみまち阪」にちなんで、地元の町おこし企画として開催された『きみまち恋文全国コンテスト』第1回(平成6年(1994年))の大賞作の「恋文(ラブレター)」になります。 この恋文を作られたのは当時80歳の柳原タケさんで、その内容は戦争で亡くなったご主人への思いを綴ったものになります。 平成7年(1995年)2月14日に授賞式が行われ、受賞後ではこんな談話を残されました。 「主人は昭和十四年五月に中国山西省で戦

寒ぶりを愛する男

№69 今回紹介するお話ここでは2ちゃんねる(現5ちゃんねる)等の掲示板や話題になった涙話をYouTubeなどでアップされている動画と共に「涙が出るほどいい話」として記事にしています。 今回紹介するのは、ご存知の方がいらっしゃるかもしれません。 2011年12月15日、富山県高岡市の児童養護施設「高岡愛育園」にブランド魚として名高い「ひみ寒ぶり」を、とある男性「寒ぶりを愛する男」が届けたというニュースです。 まずは、ニュース記事をご覧ください。 記事①44人の子供た

やけどで右手を失った少女と園長先生との約束 ~人生を変える言葉~

№51 今回紹介するお話「群馬県吾妻郡東吾妻町の曹洞宗長徳寺住職で、仏教の教えを分かりやすい言葉で説くことで定評があった酒井大岳さんが書道講師をしていた若かりし頃、一人の少女と出会いました」 今回のお話は、月刊『致知』2013年10月号 特集「一言よく人を活かす」より、曹洞宗長徳寺住職 酒井大岳さんの記事「道元禅師の愛語の心に学ぶ」からになります。 このお話を元にしたYouTube動画がありましたので、 併せて紹介していきます。 記事内容ある書道の時間のことです。教壇

ナッちゃんはね…… ~暴風雪から娘を守るため10時間抱き続けた父の最期~

№45 今回紹介するお話今回のお話は覚えている方は多いのではないでしょうか。 2013年3月3日、北海道湧別町で2日から行方不明になっていた同町の漁師岡田幹男さん(当時53歳)と長女の夏音さん(当時9歳)が雪の中から見つかったというニュースです。 岡田さんは暴風雪の中、10時間以上も娘の夏音さんを抱きかかえて体温で温め、いつも歌って聞かせていたという童謡「サッちゃん」の替え歌を歌いながら、最後は夏音さんに守るようにしてお亡くなりになりました。夏音さんは凍傷を負ったものの

臓器移植を受けた花嫁と亡きドナーの父がバージンロードを歩くまで

№41 今回紹介するお話「ダイアナ・ドンナルンマさんは2021年8月に婚約者のコンラン・クレアさんと結婚式を挙げました。しかし、この結婚式には一般的な式とは少し違う点がありました。それは・・・」 2021年に世界中に報じられたニュースなのでご存知の方は多いと思います。 臓器移植を受けたダイアナさんは結婚式に亡きドナーのヘザーさんの父であるダニエルさんと共にバージンロードを歩いた・・・というお話です。 まず、先にYouTube動画をご紹介します。 YouTube(2ch)