#06 🇩🇰フォルケでの生活を終えて（1）コミュニケーション編

遅くなったのですが
明けましておめでとうございます🎍
2025年も、noteを通して繋がることができれば幸いです💭

そして、だいぶご無沙汰していました。
昨年8月からデンマークへ無事渡り
フォルケホイスコーレでの約4ヶ月半の滞在を終えたところです。（この期間丸々更新していない…笑）

デンマークでのフォルケ生活について
フォルケ滞在中に事細かく書くつもりだったのですが、
なんということか…

あっという間に終わってしまっていました…😭（笑）
終了したのは昨年12月中旬、割と最近の話ではあるのですが…
現在進行形ではなくちょっと前の過去形のお話にはなりますが、お付き合い頂ければ幸いです。

今回noteを開いてみたのは、ふと今の気持ちを残しておきたい気持ちになったからです📖
それくらい充実していたということをまず伝えたいです。

今でも8月の初日のことは鮮明に思い出せますし、
体感ではもう4ヶ月半も過ぎたの？！とも思うのですが、景色はしっかり冬になり、マフラーと手袋が必須な季節になりました。

何より
4ヶ月半一緒に暮らした皆は、もう別々の道へ歩み始めているという事実。
それがより一層
ああ、終わってしまったんだなと、ノスタルジックな気持ちにさせます。

フォルケでの生活について、いくつか
記事を分けて書けたらなと思っているので
見ていただけたら嬉しいです📖

........

わたしが居たフォルケの平均年齢は約21歳。
（他のフォルケもだいたいこれくらいとは聞きますが…）
ほとんどの子達がわたしよりも年下でした。

日本にいた時は年齢によって敬語を使ったり、
距離の詰め方に気を遣ったりと
割とお相手の年齢を知ることは会話する上で重視していたのですが、
英語でのコミュニケーションとなると基本的に敬語を使う概念がないため、
先生だろうと年上の生徒だろうと年下だろうと
良い意味で、先入観ないまま話せるのが自分にとっては気が楽でした。

ここで余談ですが、
ほとんどのデンマーク人がネイティブレベルの英語を話します。
母国語のデンマーク語がありながらも
英語での聞き取り、プレゼンなども求められれば
さっとやってのけます。噂では聞いていましたが、実際来てみてこの英語の浸透度、素晴らしい…！と感動しました。

そしてフォルケに来たばかり、8月当初は
わたしにとって、英語で会話するなんて程遠かった為、当然苦戦しました💭🌀

以前書いた記事で、デンマークへ行く目的として“言語を学びたいのではなく”と記しました。

来てからもやはりそれは第一の目的ではなく、
長期間異国の知らない街に住んでみたい、
文化を知りたいという気持ちが大きかったです。

でも異国で暮らすということは多かれ少なかれ
現地人とのコミュニケーションが不可欠であることも思い知らされます。

自分の中では、“別” の目的がありながらも
その理解を深めるため、または
こんなわたしにも話しかけてくれる優しい
デンマークの子達、他の留学生の子達とも
もっと仲良くなりたいし、
もっと知りたいと自然に思ったのもまた事実でした。

それもあって、
日々の会話で分からないことは友達に聞いたり、率先して言い回しを調べたり
毎日の会話でのつまずきはそのまま自分のボキャブラリーに取り入れる努力はしたつもりです。

結果的には、セメスターの終わり頃
数人の友達に“最初と比べてちゃんと英語上達してるよ！！”と褒めてもらうことがあり
自分の話してることが少し伝わりやすくなっているのかな？と感じられたことが嬉しかったです（まだまだ辿々しいし、文法も正しくないと思うのですが😂）

また、話す上で一番重要なのは
どれだけボキャブラリーがあるかというよりは
“相手への興味”だったということも思い知らされます。

もちろん単語を知っているに越したことはないということを前提に。（笑）

日々の中で、一貫して相手に興味を示し続ける＝
毎日同じテンションで話しかける
ができない日も多くありました。

でも、
話せなくてもそういったことを理解した上で
文法がごちゃごちゃでも思い切って話しかけられるかというところがキーとなり
次の会話を生んで、
また相手からの興味も生むのだと。

だから仲良くなりたい！と思ったら
まずはあなたに興味があります！
という姿勢で話しかける…

日本でしてることと同じなのかなと思います（笑）

事前に話したいことを翻訳機使ってまとめておくのもよし、
こういう時なんて言うの？と聞くもよし、
とにかく質問して、
最初はコミュニケーション取れている風でも
良いのかなと思っています。

学校の中でも話せていない方だったと自覚していますが（笑）、毎日何かしら自分の知らなかった
言い回しや単語をゲットした時には、
自分を褒めてあげていました。📝

そんな風に、わたしのフォルケでの生活は
自分を追い込まず、周りの子達や先生に支えられながら
ゆったり穏やかに過ぎていったように思います。